憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

核絶望列島

 3月1日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした
 まず筆者は、「あれほどの反対を押し切って、福井県の高浜原発も再稼働、ついに鹿児島県の川内とあわせ、4基の原発が無謀にも動き出してしまった。
 未曾有の事故から、まもなく5年。福島原発周辺は人間も動物も住むことが出来ず、広大な荒野と化した。16万人が故郷を離れ、いまなお10万人が難民状態の生活を続ける。
 甲状腺がんとその疑いの子どもたちは、166人と診断された。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「それでも経営者たちは再稼働の理由を、「利益のため」「経営安定のため」としか説明できない。これはあまりにも人間のモラルに反する。空襲にそなえる「「防空訓練」のような放射性避難訓練、周辺にヨウ素剤を配布して、事故のときに子どもに飲ませろという、非人道主義。
 ヒロシマ、ナガサキの9年後、余った原爆原料ウランの商業利用から、米国の招待旅行から帰ってきた中曽根康弘議員が、原子力予算を要求したのは、「原子力兵器を理解し、使用する能力をもつため」だった。
 岸信介首相は「小型原爆は憲法違反ではない」といい、実弟の佐藤栄作氏も首相時代に「核兵器製造の経済的、技術的ポテンシャルは常に保持する」と決め、安倍首相はかつて講演先で祖父の発言を繰り返していた。
 この生存権無視の、憲法蹂躙内閣の「核絶望列島」からの脱却、それが希望である。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「福島原発周辺は人間も動物も住むことが出来ず、広大な荒野と化した。16万人が故郷を離れ、いまなお10万人が難民状態の生活を続ける。」との現状に、原発を推進してきた人たち、今再稼働を進めている人たちは、心がいたまないのだろうか?
 同じ人間としての体や心の痛みを想像できないのだろうか? 
 ナチスのホロコーストや日本の軍隊の大陸での残虐行為、みな相手を同じ血の通った人間と思わなかったところから、普通の人間が犯した非道であった。時代劇の切ればで、いい男の「主役男優」が「てめえら人間じゃね!!たたっきってやる!!」とダンビラを振り回す場面を思い出した。
 また、「中曽根康弘議員が、原子力予算を要求したのは、「原子力兵器を理解し使用する能力をもつため」だった。」とのこと、
 「岸信介首相は「小型原爆は憲法違反ではない」といい、実弟の佐藤栄作氏も首相時代「核兵器製造の経済的、技術的ポテンシャルは常に保持する」と決め、安倍首相はかって講演先で祖父の発言を繰り返していた」とのこと、等を初めて知った。
 この考え方は、世界平和と日本国憲法の精神の実現には似合わないし、冷戦時代に似あっていたのではないか?
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/22937923
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2016-03-02 06:55 | 東京新聞を読んで | Trackback