憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

高齢化と少子化

 2月29日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。 筆者は、看護師・宮子あずさ氏だ。
 今日はこの記事に学ぶことにした。
 まず筆者は、「増加する高齢者への虐待。川崎の施設では、介護職員の関与が疑われる殺人事件が起きた。背景として介護の苛酷さと同時に、支援を受けて生きる人への冷淡な目が感じられてならない。
 人手を借りての長生きは社会保障の無駄。そんな感覚を持つ人が増えているように思う。
 ぽっくり逝きたいと願うのは勝手だが、ぽっくり逝けと人に求める世の中は非情である。社会保障制度の持続を願うあまり、私たちは短絡的になっていないだろうか。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「高齢化と並んで問題視される少子化も、要注意の点がある。
 その対象が社会保障制度の維持にある限り、子どもは将来の納税者に矮小化されてしまう。本来子どもは納税させるために生む者ではないはずだ。
 子どもを産まない女性に対する社会保障費ただ乗り批判もしかり、社会保障費が大きな問題になっているのは事実だが、表面的な貢献度だけで人間の価値が決められてはたまらない。」と指摘した。
 最後に筆者は、「貧すれば鈍するとばかりに、理想が捨てられ過ぎていないか。誰かのせいにして物事を単純化していないか。まず、自分の思考を点検しよう。
 さもないと、ますます殺伐とした世の中になる。
 自戒を込めて、何でも少子化、高齢化のせいにしない。社会保障の問題は複雑。誰かを責めて反目し合うのはやめて、みんなで知恵を絞りたい。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「人手を借りての長生きは社会保障の無駄。そんな感覚を持つ人が増えているように思う。」、との指摘、
「子どもを産まない女性に対する社会保障費ただ乗り批判もしかり。」との指摘、等は確かに存在する。
 ただ、自分が年を取ってみると、振り返ると、あっという間に年を取ったという実感だ。百まで生きても30年弱しか残っていない。今のままの健康を維持しながら、孫子の負担を極力減らすことを心がけながら、自己のスキルアップに日々務めている。仕事上の研究会・学習会は出来るだけ出席し、毎日の新聞の書き読み、国内外の史跡探訪、等々楽しい。
 毎日が自分の命日と思えば、妻子を始め日々の人との触れ合いが、限りなくありがたく、周りの衆生に感謝の念が湧いてくる。有り難い話だ。
 自力走行の持続を主目標として、近くの手賀沼の遊歩道歩きを続けている。四季の草木の変化、野鳥との擦れ違い、昨日の朝もキジが背伸びしてケーンと鳴いた。
 手を振って、感謝の挨拶、等々も楽しい。
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by sasakitosio | 2016-03-01 06:43 | 東京新聞を読んで | Trackback