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by sasakitosio

大人の心意気

 2月22日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、看護師・宮子あずささんだ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「女優の山口智子さんが自らの人生について語った「FRaU」3月号の記事がすばらしい。
 「ずっと、子どもを産んで育てる人生ではない、別の人生を望んでいました」
「自分の選択に微塵の後悔もないです。夫としっかり向き合って、二人の関係を築いていく人生は、本当に幸せです」
 少子化問題が取沙汰される今、産まない女への風当たりは強い。勇気ある発言に励まされる人も多いのではないか。」と切り出した。
 続けて筆者は、「ネットには早速非難が書き込まれ、炎上の気配さえある。微妙な領域だけに、外野は好きなことを言う。私もそんな一人なわけだが、口汚い非難には、わがことのように胸が痛む。
 例えば、子どもができなかった負け惜しみと決めつけるコメント。事実はどうであれ、仮にそうだってよいではないか。 誰もおかれた状況の中で人生を選ぶ。
 そして、それを自らの選択として引き受けるのだから。」と指摘した。
 最後に筆者は、「だから私は発言の真意は探らず、過去はどうだったかを問わない。大人の人生なんて、多かれ少なかれ、みんな訳あり。だからおもしろい。
 「今、私たち大人の志や意気が試されている気がします」と山口さん。今回の記事はまさにその実践に読めた。
 きっとこうした非難は織り込み済みで、彼女は今の気持ちを語ったのだろう。これぞ大人の心意気。私たちの寛容が問われている。」として締めくくった。
 読んで面白かった。
 「だから私は発言の真意は探らず、過去はどうだったかは問わない。大人の人生なんて、多かれ少なかれ、みんな訳あり。だからおもしろい。」という筆者の指摘は、かなりな達観だと思った。社会の大人の大半が筆者のような「寛容」な人であったら、佐渡おけさの歌の文句じゃないけれど、どんなにこの世は、いよいか住みよいか、あゝこりゃこりゃなのだが?
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by sasakitosio | 2016-02-23 06:18 | 東京新聞を読んで | Trackback