古賀政男音楽博物館で、古賀政男の歌を聴いた
2016年 02月 20日
パンフレットにあるように、「見て・聞いて・歌える」博物館だった。今日は、6月の修羅場塾の公演で、故田辺一鶴師匠の「古賀政男一代記」を勉強して発表することにしたので、その下調べと、資料収集が目的であった。特に、一鶴師匠がアコーデオン付きで歌った「誰か故郷を想わざる」を聴い見たかった。
だから、特に時間をいっぱいとって、古賀メロデーを目いっぱい聞いてきた。中でも、古賀政男本人が歌った「誰か故郷を想わざる」は、作者ならではの思いと情感が、わが胸にジーンと伝わってきた。古賀メロデーは、昭和に生きた日本人の心の変遷史のような気がした。来場者が自分だけの時間帯は、ヘッドフォーンをして聞きながら、手拍子をしたり声を出して歌っていた。実に楽しいひと時であった。