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by sasakitosio

期待される日本の技術?

 2月14日付東京新聞社説横に、「太郎の国際通信」という欄がある。筆者は、ジャーナリスト・木村太郎氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「「高さ一マイル(約1600メートル)の超高層ビル、日本のメガ都市に建設」
 英国の大衆紙「デーリー・メール」電子版に6日掲載された記事の見出しに目が引かれた。
 高さ1マイルといえば、現在最も高いビルでドバイにあるブルジュ・ハリファ(828メートル)の二倍近く高いことになる。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「その記事によれば、建設予定地は東京湾内につくられる「ネクスト・トーキョー(未来の東京)と呼ばれる未来都市で人工土地にレゴ細工のようにパーツを組み合わせたビルが天に向かって伸びる完成予想図が添えられている。
 なんでもビルは風圧を避けるために六角形の断面をしており、5万人分の住宅とショッピングセンターやレストラン街、ホテル、ジムや病院もあるという。
 完成予定は2045年とあるが、誰がこの計画を推進しているのかには触れていない。
 そこで「ネクスト・トウキョウ」や「一マイル超高層ビル」をキーワードにインターネットの情報を検索してみたが何も引っかかってこない。思案に暮れたとき、完成予想図の隅に書かれていた著作者の名前だ。「kpf architects」とあったので調べると、米国を代表する「コーン・ペダーセン・フォックス建設設計事務所」だった。
 同設計事務所は超高層ビル設計で知られ、日本でも六本木ヒルズ森タワーの設計などを手掛けているが、今回はその主要な設計家たちが米国シカゴにある国際NPO「高層ビル・都市居住協議会」のプロジェクトに参画して計画をまとめたものと分かった。
 このプロジェクトは、地球温暖化海面上昇の恐れがあるときに沿岸部の大都市がいかにあるべきかを探る目的ではじめられたもので、そお舞台に世界でも人口密度が高く、高潮や台風などの自然災害の危険も考えられる東京が選ばれたらしい。
 その結論が高さ1マイルの超高層ビルになったわけで、日本人なら真っ先に心配する地震対策については「日本の耐震基準を満たしている」としているが、今問題となっている長周期地震動ではどうなのかちょっと気にもなった。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「それはともかく、この記事に関心を持ったのは先週のこのコラムで紹介した米書「日本復興」の中で、2050年に世界で最も豊かになる日本は設計技術と建築材料でも世界をリードしてプルジュ・ハリファよりも高い世界一のビルの完成が2045年というのと符合するのは偶然だろうか?
 高さ1マイルのビルはともかくとして、もう一度「世界一」を目指すような勢いが今の日本に期待されているようにも思える。」と指摘して締めくくった。
 読んで面白く、勉強になった。
 国際NPO[高層ビル・都市居住協議会]のプロジェクトは、「地球温暖化海面上昇の恐れがあるときに沿岸部の大都市がいかにあるべきかを探る目的ではじめられたもので」、その舞台に「世界でも人口密度が高く、高潮や台風など自然災害の危険も考えられる東京」が選ばれ、東京湾内につくられる「ネクスト・トウキョウ(未来の東京)」に高さ1600メートルの超高層ビル、日本のメガ都市に建設」との記事が、英国の大衆紙「デーリー・メール」電子版に載った、とのこと。
 最近マスコミも取り上げなくなったが、関東大震災から90年余経過した今日、首都直下型大地震と地球温暖化による海面上昇を考えると、東京のウォター・フロントの高層ビルは大丈夫かと、心配する向きもある。 
 そんな中で、外国から「東京湾に1600メートルの超高層ビル」のニュースが入って来るということを、われわれは、「もういちど世界一」を目指すような勢いが今の日本に期待されていると、素直に喜んでいいのだろうか?
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by sasakitosio | 2016-02-16 06:11 | 東京新聞を読んで | Trackback