憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

内閣の新手口

 2月9日付東京新聞29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「たまたま国会中継を眺めていた。自民党政調会長の稲田明美さん、憲法9条2項について、「現実に合わなくなっている。立憲主義の空洞化だ」と質問した。
 安倍さん、得たり賢しとばかり「そういう状況をなくすべきだ、という考え方もある」と婉曲な間接話法。」と切り出した。
 続けて筆者は、「3日朝。衆院予算委員会の初っぱな。「いきなり本丸に来た」と私は驚いた。東京新聞夕刊一面4段、翌朝刊1面トップなどで扱った。
 首相の九条改憲表明は歴史的大事件のはずだが、どうしたことか、他紙は地味な扱いだった。
 安倍内閣の初期、96条の改正手続きの垣根を低くする迂回作戦だった。が麻生太郎財務相の「ナチスの手口に学んだらどうかね」のひと声でかわった。
 平和憲法に「緊急事態条項」を加憲して、「何人も国その他公の機関の指示に従わなければならない」などと、ドサクサに紛れて基本的人権を制限するからめ手から改憲を目指した。
 と、思いきや今回は一気に攻める正面突破作戦。自衛隊を違憲というなら、その条文を切って捨てろ、まるで鏡に写った顔が気に食わない、と鏡を壊す暴君ぶりだ。」と指摘した。
 最後に筆者は、「9条があるから戦争をしないのではない。殺し合いは人間の道に反するから、私たちは戦争をやめようと決意したのだ。
 殺し合いをするために憲法を変えるのは、人権主義に反する。あべこべなのだ。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 3日の衆院予算委員会での「首相の9条改憲論表明」、筆者指摘のとおり「歴史的大事件」のはずだが、この間に首相の発言の軽さから、またかの印象が強かた。ただ、それが国民の油断を誘う手で、国民的に結果を後悔することの無いようにしなければ、と思った。
 
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by sasakitosio | 2016-02-12 06:15 | 東京新聞を読んで | Trackback