憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

憲法論議の政治性

 2月7日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「国会論戦では、安倍晋三首相が憲法改正に前のめりの姿勢を明らかにしている。特に、与党質問に答えて9条の改正に言及した。株価の下落や閣僚の不祥事があっても支持率は上昇し、自分は何をやっても国民に支持される全能感に浸っての言動だろう。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「首相が憲法論議を呼びかけている一方で、世の中では憲法論議を抑圧する動きもある。
 9条擁護のデモを詠んだ俳句が公民館の広報誌に掲載されないとか、9条擁護のロゴが入ったシャツを着て外を歩いていたら警察官に行き先を尋ねられてとか、首相の反対方向で憲法を論じることについては何かと邪魔が入る。
 しかもそ邪魔をするのは行政の末端である。憲法を護れと主張ことは政治的だというが、行政が憲法論議を排除する理由である。」と教えてくれる。
 つづけて筆者は、「政治的であって何が悪い。そもそも憲法を政治争点にしたのは行政の長である安倍首相であり、人々はそれに対して自分の意見を表明しているだけである。普通の市民が政治的に行動することを抑圧することは、為政者だけに政治的に行動する特権を独占させることを意味する。」と指摘した。
 最後に筆者は、「憲法は個人の自由の領域を権力の干渉から守る壁である。為政者がその壁に穴をあけようという時、われわれは私的な生活を守るために政治に関わらなければならない。今はその時である。」として締めくくった。
 読んで、勉強になった。
 筆者の「自分は何をやっても国民に支持されるという全能感に浸っての言動だろう」との指摘、
「首相の反対方向で憲法を論じることについては何かと邪魔が入る。しかもその邪魔をするのは行政の末端である」との指摘、
 「憲法は個人の自由の領域を権力の干渉から守る壁である。為政者がその壁に穴をあけようとする時、われわれは私的な生活を守るために政治にかかわらなければならない」との指摘、すべて理解でき納得できた。
 しかし、自分でできることは限られている。新聞を読んで学習し、知人の街頭宣伝の応援をし、「再び戦争させない千葉県1000人委員会」のお手伝いをするぐらいしかできていない。そのうち、動画放送局でも開局できるといいなあ、と夢見ている。
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by sasakitosio | 2016-02-09 06:53 | 東京新聞を読んで | Trackback