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by sasakitosio

大統領選の異変

 2月3日付東京新聞25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文芸評論家・斎藤美奈子氏だ。
 今日は,この筆者に学ぶことにした。
 先ず筆者は、「共和党ではクルーズ氏がトランプ氏を制し、民主党はクリントン氏がサンダース候補に辛勝。と報じられても、いまいちピンとこない米大統領選のアイオア州党員集会。
 ニューヨーク在住の友人が送ってくれたリポートを読んで。やっと少し事態がのみ込めた。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「日本ではトランプ氏の不規則発言ばかり報道されているが、サンダース氏の健闘も予想外だったらしい。なぜならサンダース氏自ら(民主)社会主義者を名乗る再配分論者だから、冷戦時代以来、社旗主義アレルギーが極端に強い国で、ここまで左寄りな候補者追い上げは奇跡に近い。
 富の集中が進み、中間層の生活まで苦しくなった米国では、無邪気にアメリカ・イズ・ナンバーワンなどともういって居られなくなったのだ。
 ただし、サンダーズ人気もトランプ人気も根はいっしょ保守もリベラルも、今のアメリカ人には「エスタブリッシュメントは信用できない」との思いがあり、それがかたやトランプ、かたやサンダース支持につながる。
 ヒラリーもいまやリベラルの星ではなく「民主党のエスタブリッシュメント」なのだと。」と指摘した。
 最後に筆者は、「一方の日本、「民主党は嫌いだけど、民主主義は守りたい。」なんてコピーを掲げるどこかの政党の腰の引け方には熱が出そうだ。
 最左派の候補者の猛追をどう見るか。自虐に逃げてる場合じゃないぞ。」と締めくくった。
 読んで、勉強になった。
 「サンダース人気もトランプ人気も根はいっしょ。保守もリベラルも、今のアメリカ人には「エスタブリッシュメントは信用できない」との思いがあり、それがかたやトランプ、かたやサンダース支持につながる。」との筆者の指摘は、世界的な格差の拡大がアメリカにもおよんでいて、政治に影響が出ていることを教えてもらった。
 
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by sasakitosio | 2016-02-04 06:40 | 東京新聞を読んで | Trackback