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by sasakitosio

コヘレトの言葉

 1月29日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、作家で外務省主任分析官・佐藤優氏だ。今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「24日午前7時すぎ、京都市内の病院で同志社大学神学部名誉教授の緒方純雄先生が亡くなった。95歳だった。
 筆者は、緒方先生から卒業論文と修士論文の指導を受けた。それだけではない。自らの価値観、人生観、世界観を形成する過程で、筆者は緒方先生から決定的に重要な影響を受けている。組織神学者である緒方先生は、学術指導に関してはとても厳しい方だった」と切り出した。
 つづけて筆者は、「一時期、筆者がカール・バルトという神学者の引力圏に引き込まれかけた時、「バルトは神学はもっとも美しい学問であると言っていますが、そこに危険があります。美意識で神学を見てはいけません。矛盾を抱えたドロドロした存在である人間と取り組むことが神学の課題です」と諭された。
 緒方先生は牧師でもあった。鈴木宗男疑惑の嵐が吹き荒れる中、先生から手紙をいただいた。励ましの言葉とともに旧約聖書「コヘレトの言葉(伝道の書)から<天の下の出来事はすべて定められた時がある。
 生まれる時、 死ぬ時。
 黙する時、語る時。
 戦いの時、平和の時。>という聖句が引用されていた。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「筆者が緒方先生に電話すると「いまはつらくてたいへんだろうが、時の流れは必ずかわる。その時を正しく見定めることは佐藤君にはできる」と言われた。
 緒方牧師の言葉が獄中での筆者を支えてくれた。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 旧約聖書「コヘレトの言葉」(伝道の書)というのがあって、中に「天下の出来事にはすべて定められた時がある。生まれる時、死ぬ時。黙する時、語る時。戦いの時、平和の時。という聖句があることを、初めて知った。
 緒方先生のことばが、獄中での筆者を支えてくれた、とのこともはじめて知った。
 そして、般若心経の「照見五蘊皆空」を思い出した。
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by sasakitosio | 2016-01-31 19:30 | 東京新聞を読んで | Trackback