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by sasakitosio

国有企業の整理を急げ 中国経済の減速

 1月27日付東京新聞社説に、中国経済の事が載った。
今日はこの社説に学ぶことした。
 まず社説は、「中国経済の減速が止まらない。製造業の不信が深刻で、通貨元安や株安が世界市場を混乱させている。癒着の温床で非効率な国有企業の整理統合や当局と市場の対話に力を入れるべきだ。
 「日本への買い物ツアーはしばらく我慢です」。百万元(約1800万円)を株式運用して利益を上げてきた上海日系企業の中国人幹部は、株急落にため息をついた。
 上海は年明け早々、導入したばかりの「サーキットブレーカー」制の発動で二度も取引全面停止の異常事態になった。上海株は26日も急落し、総合指数は昨年末比で約22%も下落した。
 昨夏の株価急落の対策で、中国は大株主による株売却を半年間禁じた。年明けの売却解禁で強まる売り圧力を、新制度で回避できるとの読みは裏目に出たといえる。
 取引停止への恐怖感から、目先の利益を追う個人投資家の多い中国市場はパニック売りに見舞われた。
 市場との対話を欠く「官制相場」の限界を露呈したとと言える。」と切り出した。
 つづけて社説は、「中国経済減速要因は、製造業の過剰設備、膨大な住宅在庫、地方政府の債務など多岐にわたる。
 特に、発展を支えてきた製造業には、人件費高騰や過剰設備という構造的な難題が横たわる。
 李克強首相は「腕を切る覚悟で設備投資を解消せよ」と号令をかけたが、過剰生産された鉄などがコスト割れの安さで出回り、世界のデフレを加速させている。
 なにより取り組むべきは,党や政府と癒着し非効率な国有企業の改革である。整理統合が進まなければ不正常な市場独占が続き、「大衆創業」のかけ声とは裏腹に、民営企業の活力は生まれない。
 中国は昨秋、競争力のない自動車メーカー14社の生産資格を停止した。
持続的成長のためには、生産実態のほとんどない「ゾンビ企業」と言われる国有企業の市場からの退出を急ぐべきである。技術革新や個人消費の伸びは堅調である。
 技術革新や個人消費の伸びが経済を引っ張る新成長モデルを模索してほしい。」と指摘した。
 最後に社説は、「中国の成長鈍化は世界経済へも大きな逆風である。日本の対中輸出は昨夏以降、前年割れが続く。
 経済大国となった中国には、世界の経済秩序との協調をもっと重視してほしい。市場シグナルを反映した為替相場に移行させ、始動したアジアインフラ投資銀行(AIIB)の運営でも、中国主導ばかり強調せず、開放的で透明なやり方を心がけるべきであろう。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「上海株は26日も急落し、総合指数は昨年末比でやく22%も下落した」とのこと、
 「中国は昨秋、競争力のない自動車メーカー14社の生産資格を停止した」とのこと、等を知った。中国の現代事情を知る上で大いに刺激になった。
 経済が減速し、会社が閉鎖される時の、労働者はどういう状態に置かれているのか、知りたくなった。
 中国が一党独裁資本主義という、歴史上の大実験を行っていて、着地はどのマスコミにもまだ見えていないようだが。その中で、労働者や農民はどうしているのかが、気になって仕方がない。
 
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by sasakitosio | 2016-01-30 06:21 | 東京新聞を読んで | Trackback