憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

食の連帯

 1月28日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」というう欄がある。筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「10年ほど前、小泉内閣下で「食育基本法」が成立した。
 伝統的食文化を子どもたちに伝えるために家庭・学校・地域を動員して国民運動を展開するといった趣旨の法律だ。日本文化を背負って国際競争を勝ち抜く、心身ともに健全な企業戦士に育て上げようというわけだ。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「池上甲一氏らの「食の共同体」はこう解析する。
 「米食共同体」は戦前にコメを司祭する天皇制とも重なり、緑と水に恵まれた「豊芦原の瑞穂の国」という想像の共同体でもあった。このイメージは同法にも、最近の国を挙げての和食ブランド化にも反映している。
 だが、「米食共同体」の実態はどうか。北九州市で生活保護申請を拒否された男性が「おにぎりを食べたい」と日記に書き残して餓死するという事件は記憶に新しい。
 子どもの貧困率は6人い1人という数字もよく知られている。食育よりも子どもの食そのものが危うい。現政権の無策を尻目に子どもたちが一人でも入れる「子ども食堂」が各地に生まれている。
 せめてもの大人の責任の取り方だが、国策を超える食の連帯はなぜ出来ないのか。」と指摘した。
最後に筆者は、「R・パテル「肥満と飢餓」は世界で10億人ほどの太り過ぎとほぼ同数の最低辺を対比させる。その背後に消費者を食糧生産から隔離して食の自己決定権を奪う市場原理があると主張する。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「現政権の無策を尻目に子どもたちが一人でも入れる「子ども食堂」が各地に生まれている。」とのことは初めて知った。そして、それを始めつづけている人は、偉いなあと思った。
 また、「北九州市で生活保護申請を拒否された男性が「おにぎりを食べたい」と日記に書き残して餓死するするという事件は記憶に新しい」とのことは、筆者の記述で初めて知った。
 巷では、ダイエット食品があふれ、ダイエットンのコマーシャルが溢れ、食品の廃棄が問題になっている。このアンマッチは、なぜ起きるのだろうか?
正に不可解なりだ。
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by sasakitosio | 2016-01-29 11:34 | 東京新聞を読んで | Trackback