憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

トランプ対抗馬に国籍問題

1月17日付東京新聞社説横に、「太郎の国際通信」という欄がる。筆者は、ジャーナリスト・木村太郎氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「米大統領選挙は来月1日のアイオワ州での党員集会から本格的に始まるが、ここへきて思わぬ問題が共和党の候補者選びに影響しそうになってきた。
 それはアイオア州の世論調査で共和党でトランプ候補とトップを争うテッド・クルーズ候補の国籍問題のことで、トランプ候補が指摘したためマスコミをにぎわせ始めた。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「クルーズ候補は、キューバ人の父と米国人の母親の間にカナダで生まれた。
合衆国憲法は米国大統領の資格として「出生により合衆国市民であるもの」と規定している。米国では国籍取得に出生地主義をとり、米国内で生まれた子供は自動的に米国籍を与えているので、その意味ではカナダ生まれのクルーズ候補には米大統領の資格がないように思える
 しかし、この憲法でいう「出生による合衆国市民」とは「出生後に米国に帰化したわけでは無い者」とのことで、必ずしも米国生まれではなくてもよいという解釈もある。
 その米国生まれでない合衆国市民について米国籍法は、まず両親が米国籍であれば自動的に米国籍を与えるとし、またどちらかの親が米国籍の場合でも、その親が「出生による米国市民」であり、10年以上米国に在住し、そのうち5年は14歳以上であればその子に米国籍が与えられるとしている。
 クルーズ候補の母親はデラウェア州生まれで米国内の大学を卒業しているので、この条件を満たしていることになる。
 しかし、トランプ候補はクルーズ候補が米国外で生まれたことにこだわり「たとえクルーズ候補が大統領に当選したとしても、民主党は必ずこの問題を持ち出し、裁判で決着するまで何年もかかり、行政が麻痺してしまう」とクルーズ候補を牽制している。」と教えてくれる。
 さらに筆者は、「実はトランプ候補が出生問題を取り上げるのは初めてではない。
 8年前にオバマ大統領が当選した直後から、同大統領は父親の出身地ケニアで生まれたのではないかと問題にして、オバマ大統領にハワイでの出生証明書を出させるまで追い込んだことがあった。
 このほか2008年の共和党マケイン候補はパナマの米軍基地生まれだっため、同候補が「出生による合衆国市民」であることを確認する米上下院の異例の採決が行われたことがある。
 また1964年の共和党のゴールドウォーター候補は、09年に今のアリゾナ州にうまれだが、アリゾナが合衆国編入されたのはその後のことで、もし同候補が当選していれば「出生による合衆国市民」の大統領かどうか、その資格をめぐる議論が巻き起こっていたかもしれない。
 アイオア州の党員集会まであと2週間、この問題はまだまだ米マスコミをにぎわせそうだ。」として締めくくった。
 読んでためになった。
 「合衆国憲法は米国大統領の資格として「出生により合衆国市民である者」と規定している。米国では国籍取得に出生地主義をとり、米国内で生まれた子供は自動的に米国籍を与える」、
 「しかし、この憲法で言う「出生による合衆国市民」とは「出生後に米国に帰化したわけでない者」のことで、必ずしも米国生まれでない合衆国市民について米国籍法は、先ず、両親が米国籍であれば自動的に米国籍を与えるとし、またどちらかの親が米国籍の場合でも、その親が「出生における米国籍市民」であり10年以上米国に在住し、そのうち5年は14歳以上であれば、その子に米国籍が与えられるとしている。」、等を初めて知った。これから、新たにアメリカの州になる国があったとき、アメリカ国籍法の改正をしないと、新たに加わった州の国民は、大統領選に立候補できないことにになるようだ。
 また、トランプ氏の国籍問題の取り上げ方は、8年前にはオバマ大統領に対し、2008年は共和党マケイン候補に対し、等を見る限り、かなり政治的思惑があるような気がした。
 
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by sasakitosio | 2016-01-18 14:59 | 東京新聞を読んで | Trackback