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by sasakitosio

成人式

 1月16日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、作家・楊逸氏だ。
 今日は、」この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「1月11日の成人式。今年20歳になるわが娘は、家で昼まで寝ていた。私への無言の抗議だった。
 娘は1年前から、成人式を楽しみにしていた友人と、「振袖をレンタルして、一緒に式に参加して、終わってから、みんなで写真を撮りに行く」と約束していた。費用のすべてが親持ちなのは日本の常識らしい。
 成人式用の振袖は、安くてもレンタル料着付け合わせて十数万円。数十万円ないし百万円を超えるものも珍しくない。
 人生一度の成人式、わが子の晴れやかな姿を見たいのは親心ではある。けれども、「成人」するということは、自立し、今後はどんなことにも責任を持って臨んでいくことを意味する。そう考え、「振袖を着たければ。アルバイトをしてお金をためて借りるんだね」と娘のおねだりを断ったのだった。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「気になって、成人式に出た新成人に話を聞いてみた。
 「区長の長くてつまらない話を聞かされた。知らないアイドルのあいさつもあったけれど、がっかりした」と言う。また成人してうれしいことを聞けば、「お酒を堂々と飲めるようになるとか」。そんな話しか聞けなかった。」と教えてくれた。
 最後に筆者は、「成人式とは、責任ある立派な大人に成長したことを祝うものだろう。うんと高くてきれいな着物を着飾って、仲間たちと酒を飲んで騒ぐイベントではないと思う。」として締めくくった。
 読んで、成人した20歳の娘さんお気持ちも、母親の気持ちも、成人式に出席した新成人の気持ちも、みんなみんなよく分かった。
 成人式に出ないで、家で昼まで寝ている「娘さん」の根性もいい、娘の友人との約策を破ることになった「晴れ着のおねだり」を断る「母親」の明快さもいい。
 さてその後の、母娘関係は、この事件をきっかけに信頼関係が深まることを祈りたい。
 また、成人式に出席した「新成人の感想」は、主催者側の「祝う気持ち不足」、「企画の能力不足」を率直に、教えてくれるような気がした。思い起こせば、50年以上前の川崎市での成人式、漫才も面白かったし、森戸辰男氏の講演もためになったような気がしている。
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by sasakitosio | 2016-01-17 06:44 | 東京新聞を読んで | Trackback