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by sasakitosio

ハサミの値札

ハサミの値札
1月13日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文芸評論家・斎藤美奈子氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「NHKのアナウンサーが危険ドラッグを所持していたというニュースをNHKは大きく伝えなかった。逆に民放は大はしゃぎである。
 この件に限らない。安倍政権の発足と籾井勝人会長の就任後、NHKの報道は劣化したと評判だが、その件をNHKは検証しない。「クローズアップ現代」の国谷裕子キャスター降板の裏で何があったかも報じない。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「他局も同じだ。テレビ朝日系「報道ステーション」の古館伊知郎氏もTBS系「NEWS23」の岸井成格氏も3月いっぱいでキャスターを降板するという。「なぜ?」という疑問に局は最後まで答えないだろう。
 このような現象を私は「ハサミの値札の法則」と呼んでいる。ハサミに下がった値札の糸はそのハサミでは切れない。別のハサミが必要だ。自社の不祥事やイザコザは、自分の手ではどうにもできないのである。
 ひるがえって政治の世界はどうだろう。共産党が提案した「国民連合政府」の構想は暗礁に乗り上げつつある由。
 野党共闘に及び腰な民主党は、一方で、維新の党と統一会派を組むとか組まないとか言い出した。
 イラついている有権者は多いと思うけど、永田町の値札の糸は永田町のハサミでは切れないのだ。」と指摘した。
 最後に筆者は、「こんがらがった糸を切るには新しいハサミが要る。切れ味のいい新党が発足したりしないだろうか。」として締めくくった。
 おもしろかった。「ハサミの値札の法則」は、うまい表現だと思った。自社の不祥事やイザコザは自分てではどうにもできない、ことをうまく分かりやすく教えてくれる。
 筆者の、「永田町の値札の糸は永田町のハサミではけれないのだ」指摘、「切れ味のいい新党が発足したりしないだろうか」の願望は、理解でき納得した。 ただ、切れるハサミも、使いようで凶器にもなるので、使う人間選びはとことん慎重にしたいところだ。
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by sasakitosio | 2016-01-14 06:23 | 東京新聞を読んで | Trackback