憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

美談への挑戦

 1月12日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「自衛隊の戦車に乗ったり、米軍爆撃機の操縦席に座ったり、勇ましい言辞が好きな安倍首相は、年頭記者会見で「挑戦」を繰り返し、「憲法改正はしっかりと訴えていく、そうした訴えを通じて、国民的議論を深めていきたい」と言った。
 夏の参院選で憲法改正の発議に必要な「3分の2以上の議席取りに挑戦しようとしている。
 もはや自公、おおさか維新など改憲勢力に票を入れることは、日本が平和国家をやめ、「戦争国家」と化すのに手を貸すことになるのだ。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「「憲法改正は私の政界における一貫した狙いだが、そう容易にできるものとは思っていなかった。だからこの選挙で3分の2もいなかった。ただ憲法改正についてこの選挙で国民の理解を求め、国民を啓蒙するするということはもちろん考えていた」。これは夏の参院選についての安倍首相の言葉ではない。1955年2月の衆議院選挙で過半数を確保できなかった、後に自民党になる日本民主党の岸信介幹事長(当時)の感慨(原彬久著「岸信介」)である。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「60年前から自民党は憲法改悪を「狙って」きた。しかし、はたせなかった。有権者の多数が平和憲法を支持し、自分たちのものと感じてきたからだ。 
 今その孫が祖父の野望を果たそうとしている。封建制度の美談に過ぎない。かたき討ちの挑戦など真っ平ご免だ。」として締めくくった。
 読んで、考えるヒントを得た。
 なぜ、岸信介は憲法を変えようとしたのだろうか?戦犯として巣鴨で拘置され、アメリカの温情(?)、懐柔(?)、で、処刑されないできて、現「日本国憲法」の下で内閣総理大臣にまでなったのに?
 そして、今日の自民党の改憲案に、将来への発展・夢・希望が全く見えず、大日本帝国憲法への先祖がえりがみえかくれすのは、いったいなんなのだろうか?
 ひょっとしたら、岸信介およびその末裔や多くの戦争遂行者とその末裔には、第二次世界大戦でのアメリカに対する「敗戦」がいまだに「心の内で」認められていないのだろうか?
 歴史修正主義の最近の跋扈も、類似の現象ではなかろうか?、と考えたりしている。
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by sasakitosio | 2016-01-13 06:50 | 東京新聞を読んで | Trackback