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by sasakitosio

北朝鮮の水爆実験

 1月8日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。   
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「6日、北朝鮮が水爆実験を行ったと発表した。北朝鮮は、過去の三度の核実験を通じて原爆を複数保有しているが、弾道ミサイル搭載可能な核爆弾の小型化はできていないと見られている。
 昨年12月10日に、北朝鮮の金正恩第一書記は、兵器工場を視察した際に、「国家の主権と尊厳を守るため、原爆と水爆を自力で爆発させられる強大な核保有国」になったと発言した。今回の水爆実験は、この発言が真実であったことを示すものだと北朝鮮は宣伝するだろう。
 しかし、本当に水爆実験だったのかを含め、北朝鮮の発表を額面通りに受け取ってはならない。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「水爆を開発したと言っても、運搬手段(弾道ミサイル、爆撃機など)がなければ、兵器として使うことができない。水爆は原爆と比較すると小型化がはるかに難しいので、「日米韓が懸念しているような、原爆を小型化して、弾道ミサイルに搭載する実験をしているわけではなく、私たち攻撃的意図はありません」というメッセージを北朝鮮が出しているのかもしれない。」と指摘した。
 最後に筆者は、「8日の金第一書記が33歳になる誕生日を前に、国際社会からの非難や制裁と、核実験を強行することによる国内的な権力基盤の強化を比較衡量した上で、核実験をした方がプラスになるという判断を北朝鮮側指導部は したのであろう」として締めくくった。
 読んで、勉強になった。
 元外務省主任分析官の見解・指摘を聞いた気がした。
 「本当に水爆実験だったのかを含め、北朝鮮の発表を額面通りに受け取ってはならない。」、
 「日米韓が懸念しているような、原爆を小型化して、弾道ミサイルに搭載する実験をしているわけではなく、私たちに攻撃的意図はありません」というメッセージを北朝鮮が出しているのかもしれない。」、等の指摘は、多くのメディアや識者・評論家とは、一味違うようだ。
 一概に、攻撃的なメッセージと受け止め、国内の敵愾心を煽る多くのメディア・識者の対応に動かされながらも、疑問を持っていた読者の一人としては、筆者の指摘の方が当たっていることを願いたい。
 
 
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by sasakitosio | 2016-01-11 13:49 | 東京新聞を読んで | Trackback