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憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

決戦

 1月3日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「皆さま明けましておめでとうございます。今年も本音のコラムをよろしくお願いします。
 昨年は安保法制が成立し、日本の平和と立憲主義が瀬戸際に立たされている。また、鶴見俊輔、松下圭一、篠原一など、戦後民主主義を理論的に支えた思想家が亡くなった。さびしい限りであるが、日本の民主主義を守る論陣を張ることは、私たちの世代が引き継がなければならない。
 他方、安保法制反対運動の中から、学生や若い女性が立ち上がり、社会に大きな影響を与えた。とくに、SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)の若者を見ていると、日本の民主主義の未来も明るいと希望を感じる。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「7月ごろに参院選が予定されており、安倍政権が衆参同日選に打って出る可能性も取りざたされている。この選挙は、憲法改正をめぐる決戦となる。憲法と民主政治を守ること、傍若無人な安倍政治に痛撃を与えることが、今年の最大の課題である。」と指摘した。
 最後に筆者は、「講演やデモに行くと、参加者から東京新聞のコラムを毎週楽しみに読んでいますよとしばしば声をかけられる。執筆者にとってこれほどありがたいことはない。読者がもやもやと感じていることに言葉を与え、今の日本はここがおかしいと腑に落ちるような解説、おごれる為政者を批判する言葉をつむぎだすよう今年も努めたい。」として締めくくった。
 読んで納得した。 いつもコラムを読んで、学習している。
 たしかに、筆者指摘の「この選挙は、憲法改正をめぐる決戦となる。」ことは、まちがいないと思ている。
 たから、憲法を護る側には、憲法を活かして、今から何ができるか。
 憲法を変える側には、憲法を変えなければ出来ないことはなんなのか。等で、具体的な政策提示をしていただいて、国民的議論をし、国民的に理解した上で、国民的に覚悟した上で、憲法改正に臨みたいと、自分的には思っている。
 
by sasakitosio | 2016-01-05 15:00 | 東京新聞を読んで | Trackback