憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

子どもの貧困対策  乏しい「未来への投資」

 12月23日付東京新聞社説に、「乏しい「未来への投資」」との見出しで、子どもの貧困対策のことが載った。
 今日はこの社説を学習することにした。
 まず社説は、「低所得の一人親への手当増額が来年度予算案に盛り込まれることが決まった。微々たる額だ。政府に子どもの貧困対策に本気で取り組む姿勢が見えない。不十分といわざるをえない。
 先週末、子どもの貧困対策充実を求めて経済的に苦しい家庭の高校生や大学生、支援者ら約百人が東京都内で集会を開いた。工藤鞠子さん(20)は「生まれた家庭によって子どもの選択肢や将来の可能性が狭められることがない社会をつくりたい」と訴えた。
 子どもの貧困に取り組むNPO法人代表らが呼びかけ人となり、低所得の一人親家庭に支給されている児童扶養手当の増額を求めたインターネット署名は、4万筆近くに達した。
 手当は現在、親と子の二人世帯で年収130万円未満で月額42000円支給され、二人目の子がいれば定額5000円、三人目以降は一人当たり同3000円が加算される。
 二人目以降の加算額は20年以上据え置かれていた。」と切り出した。
 つづけて社説は、「政府は2016年予算案で二人目以降の加算額を倍増すると発表。ただし、所得に応じて減額する。ただでさえ少ない加算額を減らすべきではない。
 対象となる子どものうち倍増になるのは6割程度にとどまる。投入される国の予算額はわずか80億強だ。
 対して「選挙向けばらまき」と自民党内からも批判が出る低所得の年金受給者に一人3万円を給付する予算は一年限りとはいえ、3600億円に上る。
 厚生労働省は児童扶養手当について「財源が限られる中で最大限の拡充」と釈明するが。これでは説得力はない。低所所得者世帯の高校生に支給される返済不要の奨学金の拡充も少額に終わった。
 日本では6人に一人の子どもが貧困状態にある。一人親世帯の貧困率は5割を超え、先進国の中で最悪の水準だ。」と教えてくれる。
 最後に社説は、「民間の推計では、子どもの貧困対策をしなければ、現在15歳の子どもの分だけでも社会が被る経済損失が2兆9千億円に達する。
 15歳に限らなければその何十倍にもなるだろう。対策は「未来への投資」でもある。
 政府が立ち上げた子供の貧困対策民間基金への寄付が低調だそうだが、政府がすべきことは寄付を集めることではない。貧困問題の背景には、労働市場の劣化や所得再分配が不十分などの問題がある。だからこそ、貧困に苦しむ子どもの生活の下支えは、政府が責任を持って税でやるべきだ。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 児童扶養手当は現在、「親と子の二人世帯で年収130万円未満で月額42000円支給され、二人目の子がいれば定額5000円、3人目以降は一人当たり同3000円が加算される。」ということを知ることができた。
 また、「日本では6人に一人の子どもが貧困状態にある。一人親世帯の貧困率は5割を超え、先進国中で最悪の水準だ。」とのことは恥ずかしい事だと思った。
 さらに、「民間の推計では、子ども貧困対策をしなければ、現在15歳の子ども分だけでも社会が被る経済損失が2兆9千億円に達する。」とのことは、社会の大きな損失だと思った。
 「貧困問題の背景には。労働市場の劣化や所得再分配のが不十分などの問題がある。」とのくだりはその通りだと思った。
 自分が年を取ってから、周りを見回すと、よちよち歩きの幼児、親に抱かれた赤子、幼稚園児、小学生、中学生、高校生、みんなキラキラ輝いて見える。みながみな「生きた宝石」のように見えるようになった。とくに赤子や幼児は見つめ続けると「ニコッと」天使のほほえみを見せる。手をつないだり、抱っこしたしている親は気づかないことが多いが。
 「社会の宝」の子どもたちは、たまたまその子が生まれた場所が違っても、社会全体で養育に必要な負担をしたいものだ、と思った。もちろん、所得制限などもってのほかで、救済でなく、子育ての必要に応じて給付しなければいけないのではないか、と思った。
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/22697426
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2015-12-24 06:54 | 東京新聞を読んで | Trackback