憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

不寛容と無神経

 12月21日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、宮子あずさ氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「16日午後、最高裁が夫婦同姓を定めた民法750条の規定を合憲とする判決を下した。旧姓を通称使用して25年。夫婦別姓が可能になる日を待ち望んでいた。訪問看護の帰り道、ニュースを知り、不覚にも涙に暮れた。
 個人確認が厳しくなり、多くの場面で戸籍名が求められる。
合憲とした男性判事10人は改姓の不便を認めつつ、通称使用で「一定程度は緩和できる」と言う。実態を知らないのだろうか。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「いや、そんなはずはない。報道によると、最高裁判事は戸籍名使用が義務。判事の桜井龍子氏は前職では旧姓使用だった。それでも通称使用で良しと言えるのが、彼らの感覚なのだろう。
 一方、三人の女性判事全員は違憲の判断。「改姓で個人の特定が困難になる事態が起き、別姓制度の必要性が増してる」と述べている。
 結局、彼らは改姓の苦痛を知らない。そして知ろうという努力もせず、知らないというわきまえもない。私の怒りは何よりその無神経と、その結果生じる異なる価値観を認めない、不寛容に対して。悲しいことに、これは恐らく社会の縮図に違いない。」と指摘した。
 最後に筆者は、「いま、私の気持ちをなだめるのは身を持って議論を喚起してくれた原告と、違憲と判断してくれた5人の判事への感謝。次は政治を相手にしての闘い。早く気持ちを立て直さなくては。」として締めくくった。
 読んで、女性の気持ちが少しわかったような気がした。
 特に、「改姓で個人の特定が困難になる事態が起き、別姓制度の必要性が増している」と女性判事が述べている、とのことを知って、あらためて問題の重要さを知った。
 また、「最高裁判事は戸籍名使用が義務」とのことも知って、最高裁は先ず自分のところから直した方がいいような気がした。
 
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/22695979
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2015-12-23 20:00 | 東京新聞を読んで | Trackback