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by sasakitosio

別姓婚と事実婚

 12月23日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文芸評論家・斎藤美奈子氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「結婚の形は時代によっても社会によっても異なる。一夫一婦制、法律婚(婚姻届の強制)、夫婦同姓。いずれも明治民法(1898年)が定めた結婚の形である。
 それ以前の結婚の形はもっと多様だった。一定の形式にそった儀礼をもって結婚とする儀式婚。
 当事者同士の契約を重んじる民事婚(今日でいう事実婚)。
 明治前半の日本では儀式婚や民事婚がむしろ一般的だった。
 結婚を国の管理下に置き、多様な家族を一律の規格に統一することで国民支配の基盤とする。それが明治政府の目的だったといえるだろう。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「時代は移り、結婚の目的も機能も変わった。
 各種の世論調査では選択的別姓に賛成の人が半数を超す一方、別姓を選択したいと答えた人は一割ちょっと(朝日新聞11%、毎日新聞13%、産経新聞14%)。
 各紙は鬼の首を取ったように「別姓希望者は少数」と書くけど、妻の姓を名乗る夫婦は4%、別姓希望者は1割以上(賛成社に限れば2割以上)。年間65万組の結婚件数(2014年)で換算すれば、65000組である。これを少数といえるだろうか。」と指摘した。
 最後に筆者は、「改姓のデメリットゆえに事実婚を選ぶカップルも少なくない今日、別姓婚を認めるか、事実婚に婚姻と同等の権利を与えるか。どちらかを導入しないと非婚化は進み少子化も進むぞ。と脅かしておこう。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「一夫一婦、法律婚(婚姻届の強制)、夫婦同姓。いずれも明治民法(1898年)が定めたのものである。」ことをあらためて知った。何の考えもなく「婚姻届」を出していた。
 また、「明治前半の日本では儀式婚や民事婚がむしろ一般的だった」ことを教えてもらった。
 そして、「別姓婚を認めるか、事実婚に婚姻と同等の権利をあたえるか。どちらかを導入しないと非婚化は進み、少子化も進むぞ。」という筆者の脅しに、屈しそうになった。
 
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by sasakitosio | 2015-12-23 15:57 | 東京新聞を読んで | Trackback