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by sasakitosio

トランプ大統領誕生?

 12月20日付東京新聞社説横に、「太郎の国際通信」という欄がある。筆者は、ジャーナリスト・木村太郎氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「太平洋のこちら側からは米国の世論を理解できないことがままあるが、米大統領選のドナルド・トランプ候補の人気もそうだ。
 同候補が「イスラム教徒の入国を禁止すべきだ」と言った時はその命運も尽きたかと思わせたが逆に支持をのばし、世論調査研究所で知られるマンモス大学の最近の調査では共和党支持者の中でトランプ候補の支持率は41%と二位のテッド・クルーズ候補を27ポイントもリードして圧倒的に優位に立った。
 別のラッセン調査会社の調査でも、イスラム教徒の入国禁止に賛成する共和党支持者は66%で反対24%を大きく上回り、この問題がトランプ候補の人気に影響していないばかりかプラスの要素にもなっている。
 このままではトランプ候補が共和党の大統領候補として指名を受ける可能性が大きくなってくるわけだが、それはとりもなおさずトランプ大統領誕生ということになりそうだ。」と教えてくれる。
 つづけて筆者は、「というのは、候補者が誰になるにせよ来年の選挙では共和党の大統領が誕生する可能性が高いと言われるからだ。
 第二次大戦後の米大統領は、暗殺や辞任で副大統領が昇格したのも同一政権と考えれば、共和党と民主党の大統領の政権が交代で担当してきている。唯一の例外が、1988年の選挙で共和党のブシュ(父)候補が同じ共和党のレーガン大統領に続いて当選したケースだ。
 その背景には、どんな大統領でも政権末期になると有権者の不満が募り、その後継者にとって不利になるということがあるようだ。
 このことを実証するために、ロイター通信が米国だけでなく世界中の大統領について政権末期の支持率と、その後継者の当選の確率につおて調べた。その結果、現職大統領の支持率が55%以上ないと後継者の当選の可能性はないことが分かったという。
 現職のオバマ大統領の現在の支持率は45%前後だが、その場合の民主党の候補が当選する可能性は14%にすぎないとロイターの調査は示している。」と教えてくれる。
 さらに筆者は、「民主党はヒラリー・クリントン候補でほぼ決まりのような情勢だが、オバマ大統領の支持率が今後大きくのびないと共和党の候補相手の本選では苦戦を強いられることになる。
 実は例外的同じ政党の大統領が続いた88年の場合も、ブッシュ(父)候補は現職のレーガン大統領の人気が高かったにもかかわらず大苦戦し、大統領選史に残るえげつないネガテブキャンペーン(誹謗中傷)を展開してやっと民主党のマイケル・ドュカキス候補を破ったものだった。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「果たしてトランプ大統領が誕生するのかどうか、来年2月1日のアイオア州党員集会から始まる候補者選びにかかっていることになる。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 ロイター通信の調査で、「現職大統領の支持率が55%以上ないと後継者の当選の可能性はないことが分かった」とのことは驚いた。 ただ、不寛容の象徴のようなトランプ氏が米国大統領になったら、世界は混乱の度を増すような気がしてならない。しかし、人類の歴史をざっと見ると、一見特異のように見える「一国の現象」は、時間を置いて世界中に見られものだから、21世紀は不寛容と大乱の時代なのだろうか?
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by sasakitosio | 2015-12-21 06:10 | 東京新聞を読んで | Trackback