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by sasakitosio

貧困と消費税

 12月16日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文芸評論家・斎藤美奈子氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「昔は貧困家庭の子どもを主人公にした物語がよくあった。進学したいけどできない。それが大きなテーマだった。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「山本有三[路傍の石](1940年)なんかがその典型だろう。
 貧しい家庭に生まれ、内職で生計を支えていた母もなくした主人公の吾一は中学への進学をあきらめ、呉服屋の丁稚になる。
 小学生自らが筆をとった豊田正子「綴方教室」(1937年)も家庭の貧しさが主な内容で、豊田さん自身も小学校卒業後は工場に就職した。
 この種の物語の最期の一遍は、吉永小百合さん主演の映画で知られる、早船ちよ「キューポラのある街」(1961年)だろう。舞台は1950年代の埼玉県川口市。
 主人公のジュンは高校に進学したいと思いながらも、父が鋳物工場をリストラされるなどし、昼は製糸工場の鋳物修理工として働きながら夜間高校に通う道を選ぶ。このころを境に、子どもの貧乏小説はめっきり減った。日本が高度成長期を迎えたからだ。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「ところが、いまや子ども6人に1人が貧困状態にあるという。ひとり親家庭の貧困率に限れば50%超。「キューポラのある街」は昔の話ではなくなりつつある。
 消費税を10%に上げ、一部を8%に据置くことをいけしゃしゃと軽減税率と呼ぶ政府。2%の攻防に一喜一憂する気になんかそてもなれない。」として締めくくった。
 「路傍の石」、
 「つづり方教室」、
 「キューポラのある街」、名前だけは全部記憶にあるが、白黒の映画を見たのは、たしか小学生のころ、屋内体育館で見た。残っている印象では、暗い映画だったということと、同時に上映された「ポパイ」の漫画映画に子どもたちが沸き立っていたことだ。
 筆者指摘の「いまや子ども6人に1人が貧困状態にあり、一人親家庭の貧困率に限れば50%超。」とのことは、政治が目標として一刻も早く解決しなければならない問題だと思った。
 子どもが成人になるまでは、「社会・国家」が全額費用負担をし、それで成長した子どもたちがこんどは「税金や保険料等の負担」して「社会・国家」の費用を負担するという、ことにしなければ、持続可能な社会とは言えないのでななかろうか?
 「消費税を10パーセントに上げ、一部を8%に据置くことをいけしゃあしゃあと軽減税率と呼ぶ政府。」との筆者はの怒りは、よく分かった。
 
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by sasakitosio | 2015-12-18 14:57 | 東京新聞を読んで | Trackback