憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

恥ずかしい国

 12月15日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「「連合」ってなんだ。682万人の労働者が参加する「ナショナルセンター」。でも、さっぱり存在感が無い。経団連の陰に隠れているわけではないようだが、控えめで前に出てこない。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「そのうち力を出すだろうと期待がないわけではないが、原発事故に伴い労働者が被ばくしても、集団的自衛権の行使容認が閣議決定されても、まるで眠りこけたままだ。
 原発や兵器産業の大企業が組織の重要部分を占めている。とはいえ、いのちと生活に無関心な労働組合ってなんだ。
 派遣労働者は死ぬまで派遣労働者という残酷な法律がつくられた。今度は雇った労働者を経営者が気に食わなければ、勝手にクビにし金を投げ与えてすむ。「解雇の金銭解決」が認められようとしている。これを止められない連合は誰と連合しているのか。
 「カネを貰って転職したら」と経営者は言いたいようだ。しかし「カネでない魂の問題だ」という労働者がいる。人間の尊厳、労働者のプライドをなめてはいけない。」と指摘した。
 最後に筆者は、「労組をつくろうとして解雇される「不当労働行為」もカネで解決されるなら、これはもう戦前の暗黒時代に逆戻り。いまでさえ、会社や上司に物申すと、生意気、反抗的と首にされがちだ。
「カネさえ払えばいいだろう」。そんな恥ずかしい社会を「美しい国」というのですか、安倍さん。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 むかし、総評というのがあって、太田ラッパという言葉があった。ひょんなことで大田元総評議長と同席で食事をしたことを思い出した。マスコミで囃し立てる人物と別人のごく普通の人の様な印象だったような気がする。
 アノ総評と比べると、たしかに「ナショナルセンター」としての存在感が薄いことは、筆者指摘の通りかもしれない。
 しかし、わたし的には、アヒルがそのうち鷲に豹変することを期待し続けることにしている。なんたって、たよれるのは今、これしかないような気がするから。 
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by sasakitosio | 2015-12-17 06:30 | 東京新聞を読んで | Trackback