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by sasakitosio

戦争と花火

 12月9日付東京新聞27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文芸評論家・斎藤美奈子氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「新潟県長岡市は花火で知られる町。8月1日の前夜祭、および2日と3日の長岡まつりで盛大な花火大会が開かれる。
 この花火がそんじょそこらの花火でないと知ったのは数年前だった。
 8月1日はは1500人近い死者を出した長岡空襲の日だったのだ。慰霊と平和への願いを込めた3発の白い花火が上がるのは午後10時30分。かなり遅い時間だが、これはB29の空襲が始まった時間という。反戦の花火ともいえるだろう。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「その長岡市が2012年、ハワイのホノルル市と姉妹都市を結んだ。なんと「真珠湾攻撃の縁」で、である。
 長岡は真珠湾攻撃の指揮をとった連合艦隊の司令長官・山本五十六元帥の出身地。長岡が新潟県で唯一大規模な空襲の標的になったのは、真珠湾への報復だという説まで流れたという。
 互いに加害者でも被害者でもある両市の交流は恩讐を超えた単なる「いい話」以上の意味があるように思われる。」と指摘した。
 最後に筆者は、「パリの同時テロ後、米仏に加えて独英もシリアへの空襲(とあえて叫びたい)に踏み切った15年12月。「神国」を自称し、自爆攻撃をいとわぬ戦中の旧日本軍も連合国側には現在の「イスラム国(IS)」に似た狂気の集団に見えたのかもしれない。終戦の日に比べ、忘れられがちな開戦の日。長岡では12月8日にも白い花火が上がった。」として締めくくった。
 読んでためになった。
 小さい頃、ふるさと新潟で(旧長岡藩内の百姓部落)、長岡の空襲で空が真っ赤になっていた、との話を聞いたことを思い出した。
 8月1日の午後10時30分にB29の空襲が始まったことを、初めて知った。
 また、長岡市が2012年、ハワイのホノルル市と「真珠湾攻撃の縁」で、姉妹都市の提携を結んだ、こともはじめて知った。日米安保より、集団的自衛権の行使でアメリカの後方支援をするより、ずっとずっと世界の平和づくりに貢献するような気がした。恩讐を超える実践の一つとして・・。
 筆者の「「神国」を自称し、自爆攻撃をいとわぬ戦中の旧日本軍も連合国側には現在の「イスラム国(IS)」に似た狂気の集団に見えたのかもしれない」との指摘は、正に的中していると思った。
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by sasakitosio | 2015-12-10 06:02 | 東京新聞を読んで | Trackback