憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

言論の自由

 12月6日付の東京新聞29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「靖国神社のトイレに爆発物が仕掛けられた件で、日本の新聞は韓国籍の男が容疑者だとかなり断定的に報じている。これに対して、韓国メディアは日本の警察と連絡を取った韓国の警察の話として、日本の警察はなぜこんな話になったのか当惑していると伝えている。
 日本の各紙は公安情報をそのまま記事にしたのであろう。これらの記事は、関東大震災における朝鮮虐殺、あるいはルワンダにおけるツチ族虐殺を連想させて、きわめて不快である。」と切り出した。
 つづけて筆者は「安倍政権と自民党は、権力に批判的なメディアの誤報や偏向には目を光らせている。これと軌を一にしてTBSのニュースキャスターを糾弾する民間団体の意見広告でも、目を光らせている意匠が大きく載せられており、気味が悪かった。
しかし、政権をヨイショするメディアの誤報や偏向はほったらかしである。
 過日、朝日新聞の歌壇を読んでいたらこんな歌があった。
 「「政治的中立性」とは「自民党のやることに異議を唱えない」こと」(北海道登別市 松木秀)。」と指摘した。
 最後に筆者は、「今や、言論の自由は大きな危機に直面している。言論の自由とは、つまるところ権力を批判する自由であり、少数者が多数者の非を追及する自由である。だから抑圧はつきものであり、われわれは自由であろうと努力することによってしか、自由を守れない。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 特定秘密保護法に基づく「適性調査」と名付けた「統制」の記事を見て、やりやすいところから言論統制の手が付けられのだと、末恐ろしさを感じた。
 筆者の「言論の自由とは、つまるところ権力を批判する自由であり、少数者が多数者の非を追及する自由である。」「だから、抑圧はつきものであり、われわれは自由であろうと努力することしか、自由をまもれない。」との指摘はよく分かった。そして、筆者も含めた「言論人」の努力と勇気に感心し、応援したいと思った。
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/22621851
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2015-12-07 06:32 | 東京新聞を読んで | Trackback