お江戸日本橋亭で講談の発表会
2015年 12月 06日
ただ、今回は、9月に六代目寶井馬琴師匠がお亡くなりになり、その追悼を兼ねた公演になりました。
私は、平成9年3月の塾の練習会で馬琴師匠に会い、声と調子にプロの芸を感じ、塾に入れていただきました。以来足かけ19年、馬琴一筋に「真似て覚える」ことに集中してきました。
馬琴師匠の「一言半句」を聞き漏らさないように心掛けてきました。大きな支えをなくしたような気がしております。
さて、26回目から出演し、ほぼ毎回出演して62回目になりました。今回の演目は「ひょうたん屋裁き」です。大塩平八郎が登場いたしますので、大阪の造幣局の付近にある、大塩平八郎ゆかりの「跡」を見て参りました。馬琴師匠の「講釈師、見てきた上で、ウソを言い」、を実行しております。
大塩平八郎の乱。頃は、明治維新の30年余まえ、1837年の出来事でした。