爆買いと元
2015年 12月 06日
筆者は、作家・楊逸氏だ。今日、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「「ユーキャン新語・流行語大賞」が一日発表され、「爆買い」が「トリプルスルー」とともに年間大賞に選ばれた。
年末年始を控えた東京はブランドショップにせよ、デスカウントの量販店にせよ、すっかり「クリスマス色」にそまっている。新たな爆買いシーズンが間もなくやってくるようだ。」と切り出した。
つづけて筆者は、「中国では、海外に渡って「爆買い」する人が増えてせいで、国内経済が冷え込んでいるという。
深刻に受け止める政府は夏ごろから、お金の海外への持ち出しに制限を設けたらしい。息子がアメリカに留学している知り合いが9月の新学期前に、学費など5万ドルを息子に送金したところ、調査されてしまった。
お金の出所に問題はないと確認されたたものの、なぜか今後一年間海外送金をしてはならないと告げられた。制限がさらに厳しくのではないかと予測し、陰であの手この手を考えて財産を海外に移そうとする動きもあるらしい。」と教えてくれる。
最後に筆者は、「流行語大賞の発表と同じ一日、「中国の人民元が円を抜き第三の主要通貨になった」というニュースが流れた。国際通貨基金(IMF)が元を米国ドル、欧州のユーロに次ぐ第三の通貨に位置づけた。世界経済での中国の存在感が認められた格好だ。
「爆買い」も主要通貨も、中国が世界に向かって踏み出していることの表れだ。」として締めくくった。
読んで勉強になった。
中で、9月にアメリカに送金した筆者の友人が「なぜか今後1年間海外送金をしてはならないと告げられた」とのこと、
「規制がさらに厳しくなるのではないかと予測し、陰であの手この手を考えて財産を海外に移そうとする動きもあるらしい」とのこと、等等は中国の現状を知る上で、参考になった。
IMFが中国の元を米国のドル、欧州のユーロに次ぐ第三の通貨に位置づけた、そのことで中国が大国の責任を果たすようになることは、日本の平和と安全と繁栄には好影響のような気がして歓迎だ。