憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

福岡高裁那覇支部長

11月20日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「沖縄海兵隊普天間飛行場の移設計画をめぐり、沖縄県の翁長雄志知事が名護市辺野古沖の埋め立て承認を取り消したことに対し、国は17日、知事の代わりに取り消しを撤回する代執行を求めて福岡高裁那覇支部に提訴した。埋め立て承認を巡り国と沖縄県が法廷で争うことになった。
 ところで、10月30日付の人事で福岡高裁那覇支部の支部長が交代になったことが沖縄ではニュースになっている。
<就任した多見谷寿郎氏は名古屋地裁や千葉地裁勤務を経て、2013年に成田空港用地内の耕作者に、土地明け渡しと建物撤去などを命じた成田空港訴訟で裁判長を務めた。最高裁は、他県の裁判所で依願退官者がでたことに対応する人事で「退職者が出た場合は必要に応じて適時発令する」と説明。
 この時期の人事発令が異例でないことを示唆した。/県の幹部は「玉突き人事とは言え、タイミングが“絶妙”過ぎて意図的なものを感じる。」と顔をしかめる。「国寄りの強権派から選抜したのではないか」との憶測も飛び交う。>(17日「沖縄タイムズ」電子版)」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「裁判所の人事に首相官邸をふくめ行政府が介入することはないと思う。
 しかし、沖縄では、もはや司法の中立性自体が信用されていないのである。このような沖縄の空気を中央政府は理解していないようだ。」として締めくくった。
 読んで、あきれた。最高裁の無神経さに。
 筆者の言う通り、「裁判所の人事に首相官邸をふくめ行政府が介入することはないと思う」だろうが、
 また多治見寿郎氏が成田空港訴訟で裁判長をつとめとしても、そのことが沖縄県と国の辺野古を巡る「訴訟」で国に有利な判断を下すと決めつけるのは早計と思うが、
 タイミングの絶妙さから、国寄りの強権派から選抜したのではないかとの「憶測」が飛び交うのは極自然な流れのような気がした。
 そこで、最高裁よお前もか!
 三権の一画にありながら、行政・立法の現状を忖度し「凡庸の悪」になり下がったのか!
 民主主義を守る砦を自ら崩すのか!
 そんな思いが沸いてきた。
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by sasakitosio | 2015-11-21 06:06 | 東京新聞を読んで | Trackback