憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

非戦こそ最大の防衛   9.19は忘れない


 11月19日付東京新聞1面に、「「戦える国」に変質  言わねばならないこと」という欄がある。
 筆者は、住職・篠原鋭一氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「この20年余、寺の住職をしながら、自殺志願者からの電話相談を受けてきた。昨年1年間の全国の自殺者数は2万5千人超。18~26歳の若者の相談が増えている。
 安保法制が問題になる前から、自衛官からの相談はあった。
 自衛隊が海外の紛争地域へ多数、派遣されるようになったら、きっと家族と国家の板挟みになり、もっと悩むだろう。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「1979年、曹洞宗の若手僧侶らのメンバーとして、ポル・ポト政権崩壊後、内戦が続くカンボジアの難民キャンプに入った。
 以後、長年にわたり教育支援の活動に従事した。命懸けだった。カンボジアを内側から見て思ったのは、戦争による平和の実現なんてありえないということだ。
 そして、戦争による勝敗はノーサイドとはならない。
 ともに不幸になる。
 「実弾が入った銃を持つと人は変わる」とハワイ州の曹洞宗寺院で行われた会合で、イラク戦争に行った元米兵から聞いた。
 戦地では、背後から物音が聞こえたら、ためらうことなく撃て、と訓練を受けたという。彼は三歳ぐらいの子供を射殺した。彼にも同じ年ごろの子供がいた。心を病んだ。
 パリで同時テロがおきた。翌日、フランスはシリア国内の犯行組織の拠点を空爆した。人間の怨念を怨念で返そうとしたら、永遠にその連鎖は終わらない。
 根源的な部分で話し合わなければ解決しない。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「日本は70年前に軍国主義時代を終了し、「戦争を放棄する国」に生まれ変わった。「正」という字は一度、止まると書く。一度止まって、考え抜いた末に非戦という英知を得た。
 安倍首相。あなたは永遠に生き続けて日本の平和と安全を保証できますか。不可能だ。あなたには「戦える国」ではなく戦争放棄という平和の哲学に基づいて「二度とない人生を、幸せに満ちて、人生を生ききることのできる国」をつくることこそが真理であり、正道であることを熟考し、再考をしていただきたい。」として締めくくった。
 読んで、為になった。
筆者の、カンボジアを内側から見て思ったのは、「戦争による平和の実現なんてありえないということだ。」との悟り、
「戦争による勝敗はノーサイドにならない。ともに不幸になる。」との悟り、
さらに筆者の、パリ同時テロ後のフランスの犯行組織の拠点空爆をみて、「人間の怨念を怨念で返そうとしたら、永遠にその連鎖はおわらない。」との悟り、 等々すべて納得した。
 天国で、釈迦とキリストとマホメットの三聖人に、地上の平和の再来について、じっくり相談をしてほしい、と思った。
 
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by sasakitosio | 2015-11-20 06:49 | 東京新聞を読んで | Trackback