憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

文殊の知恵

 11月17日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「福井県敦賀半島の先端にあって、「夢の増殖炉」と喧伝されてきた「もんじゅ」も、命運が尽きようとしている。1985年に着工されたが事故続きで、さすがの原子力規制員会もさじを投げたようだ。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「同じ半島に建設された新型炉「ふげん」は、とっくの昔に廃炉が決定。英米仏でも高速増殖炉は事故を起こして撤退した。最も危険な原発が、お釈迦様のそばに仕えたホトケを誇称していたもんじゅだけでも、建設維持管理費は含めて1兆円を空費した。
 それとつながっている「リサイクル機器試験施設」には820億円も投入されている。さらに巨額でもっとも危険な青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場は、建設から22年たってなお、いまだ稼働できる見通しにない。
 「核燃料サイクル」はいつまでたっても、原料のプルトニウムは減らない、という魔術のような輪廻が想定されてきた。
 しかし、そんなにプルトニウムをつくってどうするかとの疑惑は深い。
すでに日本の備蓄量は47.8トン。原爆原料の6千発分。富国強兵・国威発揚内閣では、アメリカの核の傘から脱却しよう、小型原爆所持は憲法違反ではない、などと言いだしかねない。」と指摘した。
 最後に筆者は、「青森県で行われた「護憲大会」で、私はもんじゅのあとは、再処理工場反対運動を拡大しようと発言した。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「福井県敦賀半島に建設された「ふげん」はとっくの昔に廃炉が決定」とのこと、
 「「夢の増殖炉」と言われた「もんじゅ」だけでも建設維持管理費を含めて1兆円を空費した」とのこと、
 「「核燃サイクル」はいつまでたっても、原料のプルトニウムは減らない、という魔術のような輪廻が想定されてきた」とのこと、
 「すでに日本の備蓄量は47.8トン。原発原料の6千発分」とのこと、等のことを知った。
 筆者指摘の中で「富国強兵・国威発揚内閣では、アメリカの核の傘から脱却しよう、小型原爆所持は憲法違反ではない、などと言いだしかねない」との点は、かなりリアルに受け止められた。
 戦争をなくさない限り、国防に最強の兵器を保持したくなるのは、為政者も国民も共通の感情だろうから。
 しかし、その道は地球破滅、人類滅亡への一本道のような気がするが。それはなんとしても避けたい。

 
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/22523962
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2015-11-18 06:39 | 東京新聞を読んで | Trackback