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by sasakitosio

モーターショー 自動運転も人間主役で

11月2日付東京新聞社説に、「自動運転も人間主役で」の見出しで、8日まで開催中の東京モーターショーのことが載った。
 今日は、この社説に学ぶことにした。
 まず社説は、「8日まで開催中の東京モーターショウで脚光を浴びているのが、ハンドルもブレーキも操作が入らない自動運転技術。いかにも未来の乗り物だが、すぐにでも実用化を待っている人がいる。
 モーターショウの報道向け公開が始まった28日、宮崎市中心部で軽乗用車が歩道を暴走し、歩行者ら7人が死傷する痛ましい事故が起きていた。
 運転者は73歳で男性、警察の調べで「歩道と車道と間違えた」と供述したとの報道もある。因果関係ははっきりしないが、認知症の症状もあったという。
 認知症は別としても、各社が競って出演した自動運転技術は、この種の悲劇を防ぐのに役立つかもしれない。」と指摘した。
 つづけて社説は、「トヨタ自動車は(高齢や傷害などで、運転を諦めざるを得なかった人の移動を自由にする)との目標を掲げている。高齢化する国内市場での販売維持を考えれば理にかなった開発と言えるが、何よりも自動車メーカーとしての大きな社会的使命がある。
 公共交通手段が発達した大都市はともかく、クルマは地方では依然として買い物や通院、介護の現場で必要不可欠だ。
 高齢や病気で反応が鈍っていると自覚しながらも、なかなかハンドルを手ばせない事情がある。」と指摘した。
 さらに続けて社説は、「実現そう遠くなさそうだ。日産自動車は東京五輪・パラリンピック開催の2020年には一般道で自動運転を、トヨタ、ホンダ、富士重工業なども20年ごろに高速道で実用化を目指す。高齢化を逆手に取った先進技術で、五輪とともに世界に発信したい。
 ただ自動運転化は電気自動車と同様、異業種参入を招きやすい。
 米IT業界の巨人グーグルは、自慢の位置情報やセンサー技術を使い、ハンドルやブレーキぺタルすら取り去った自動運転車を試作し、話題となっている。
 また、デンソーやドイツのボッシュなど、大手部品メーカーによる技術開発も目覚ましい。完成車メーカー優位の業界の序列が揺らぐ可能性がある。」と指摘した。
 最後に社説は、「これに対し、走りの味付けを知る完成車メーカー側は「自動運転はあくまで人間中心。運転する喜びは最後まで捨てられない」(池史彦・ホンダ会長)と優位性を強調する。個々のドライバーの事情に対応しつつ、運転の楽しさを失わないクルマづくりなら、日本の自動車産業にさらに魂がこもるだろう。」として締めくくった。
 自動運転技術の実用化は、年をとっても車の利便性を手放したくない「高齢者」にとっては、きわめて明るい未来が来そうなありがたい「技術開発」だ。高齢者社会は、ここ数十年、世界中で生じる現象であろうから、成長分野ではないか。
 また、自動運転技術とあわせて、石油から水素へ、化石燃料から再生可能な自然エネルギーの開発へ、と変化すれば、技術大国日本が資源・エレルギー大国日本 にも生まれ変われるかもしれない。
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by sasakitosio | 2015-11-05 06:19 | 東京新聞を読んで | Trackback