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by sasakitosio

「辺野古CSS」通じ懐柔 .地元3区長ら理事の「工事斡旋法人.政府、根拠不明の資金投入

 10月30日付東京新聞朝刊28ページに、「ニュースの追跡」という欄がある。筆者は鈴木伸幸氏だ。 
今日はこの記事に学ぶことにした。
 まず記事は、「米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設に伴う新基地建設問題で、名護市辺野古沿岸部の埋め立て本体工事が29日、始まった。これに先立ち、政府は26日、辺野古周辺3区の区長に地域振興費を直接交付する方針を伝えた。3区長はいずれも条件付き容認派で、基地移設を推進する地元法人の理事を務めている。(鈴木伸幸)
 区長らが理事を務める法人とは一般社団法人「辺野古CSS」。CSSは「米軍基地キャンプ・シュワブ・サポート」の略だ。
 法人の設立目的は、基地移設の関連事業を「地域及び企業団体が一丸となって地域振興に資すること」だという。
 理事には、26日に首相官邸で催された政府との懇親会に出席した辺野古、豊原、久志の通称「久辺三区」の区長のほか、基地移転を支持する50の企業で構成する北部地域振興協議会会長、名護漁業協同組合の組合長らが名を連ねている。
 登記簿には、同法人の主たる事業について「建築、土木資材の製造、販売や土木工事業のあっせん業」と記されている。
 つまりは移設事業絡みの工事を地元の土建業者にあっせんし、その仲介料を徴収することだ。受注額の1-3%が仲介料という。
 辺野古CSSは、2009年に設立されたが、翌10年の名護市長選で移設反対派の稲峰進市長が当選したため、活動を停止していた。
 しかし、13年末に当時の仲井真弘多知事が辺野古沖の埋め立てを承認したため、移設事業の再開を見込んで、翌14年5月に活動を再開していた。」と教えてくれる。
 つづけて記事は、「名護市議で移設反対派の大城敬人氏によると、辺野古CSSには既に政府からの資金が流れている。「昨春、名護漁協が移設工事に同意し、防衛省から30億円を超える補償金を受け取った。辺野古沖で続けられる新基地反対の抗議行動を監視する行動を漁協が請け負っている。」(大城氏)
 仮に移設事業が本格化すれば、事業総額は3500億円以上といわれている。
 単純計算で、辺野古CSSには30億円を超える仲介料が入ることになる。
 先の懇親会で政府は久辺三区にそれぞれ1000万円、計3000万円を支出する方針を伝えたという。昨年の名護市長選で稲嶺市長が再選を果たし、国から同市への米軍再編交付金は滞ったまま。
 三区は新基地受け入れの条件として、インフラ整備を要望していた。
 だが、そもそもの問題として、久辺地区は自治体ではなく、任意の町内会に近い存在。区長は選挙で得ればれておらず、公金を管理する仕組みもない。」と、教えてくれる 。
 最後に記事は、「琉球大の島袋純教授(地方自治)は「誰が公金を受けとりの主体となるかも分からない。拠出や受領の法的根拠をどこから持ってくるのか。違法ではないか」と首をひねる。
 「米軍統治下の沖縄では高等弁務官が統治に従順か否かで、インフラ資金の投入先を決めた。まがりなりにも法治国家なのに、政府が同じような手法使うことにあきれてしまう」
 沖縄大の仲地博教授(行政法) も「政府自身が基地移転全てををカネで解決しようという風潮を創ろうとしている」と批判する。辺野古CSSがその受け皿になろうとしていることについて、仲地教授は「植民地では、どんな悪政にも迎合する人が出てくる。それと同じ構図だ。昨年の名護市長選、知事選、衆院選で沖縄県民の総意ははっきりした。多くの県民は政府とCSSの関係に眉をひそめている」と話した。」と教えてくれる。
 よくここまで、調査して記事に出来たんものだと、感心した。
 政府が、29日の名護市辺野古沿岸部の埋め立て本体工事が始まる前の、26日に辺野古周辺の3区の区長に地域振興費を直接交付する方針を伝えた、とのニュースを知って、怒りと驚きを覚えた。
 そして、この記事で、3区長(辺野古、豊原、久志)が、CSS(米軍基地キャンプ・シュワブ・サポート)の理事になっていることを知り、その法人の登記簿には、その法人の主たる事業について「建築、土木資材の製造、販売や土木建築工事のあっせん業」と記されていることを知った。
 また、名護漁協が移設工事に同意し、防衛省から30億円を超える補償金を受け取り、辺野古沖で続けられている新基地反対の抗議行動を監視する活動を漁協が請け負っている」ことを知った。
それは、税金を使って、アメリカ軍のために沖縄の民意を分断し、地元住民を対立させているってことではないか?
 それでは、今の日本政府は、日本国民全体の政府でなく、日本国民の税金でアメリカ政府の仕事をしているようなものではないか?
 政府の、この品位の無さは、多くの日本国民にとっては、恥ずかしくてならないできごとではないか?
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by sasakitosio | 2015-11-04 06:11 | 東京新聞を読んで | Trackback