憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

真ん中とは何か

 11月1日付東京新聞27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。
 きょうは、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「野党結集について、野党第一党である民主党の態度が煮え切らない。この党の政治家はいったい誰に支持してもらいたいと思っているのか、気が知れない。
 細野豪志政調会長は、共産党と組んだら保守票が逃げるという。逃げるほどの保守票を貰っているのかねと、嫌みの一つも言いたくなる。安倍自民党が右傾化する中、中央が開いているので、民主党は中央を取らなければならないという細野氏の主張には同感する。
 しかし、中央とは何か細野氏が理解しているとは思えない。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「中央あるいは中庸とは、足して二で割る微温的な態度ではない。さまざまな立場を尊重し、常識に基づいて合意する政治的態度である。真に人道や常識を重んじる穏健・中庸の持ち主なら、権力をかさに着て、憲法を意図的に踏みにじり、沖縄や原発事故被害者を無視する安倍政権に対しは、性根が腐っていると断罪すべきである。」と指摘した。
 最後に筆者は、「民主党では、国会前のデモに参加して市民の思いに触れた政治家と、そうでない政治家の分離現象が起こっている。市民に背を向け、保守票とやらにしがみつくならば、民主党は遠からず消滅する。日本の政治に必要なのは、自民党の二軍ではなく、安倍政権の政策と政治手法を正面から批判し、別の道筋を提示する野党である。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 筆者に、「中央あるいは中庸というのとは、足して二で割る微温的態度ではない。さまざまな立場を尊重し、常識に基づいて合意を目指す政治的態度である。」と教えてもらった。ならば、やはり、自民党も公明党も、その所属議員も、政府も、みんな中庸でないということだ。
 また筆者の、「日本の政治に必要なのは、自民党の二軍ではなく、安倍政権の政策と政治手法を正面から批判し別の筋道を提示する野党である。」との指摘は、理解できる。
 ただ、いいも悪いも戦後の野党はすべて「自民党や政府」を批判しすることに終始し、存在して来た「批判政党」「改革政党」であって、もともと「別の筋道」「自民党や政府を乗り越える別の道」を持っていなかったのではないか?
 すくなくとも、「別の筋道」をもって、国民を説得してこなかったような気がするが?
 だから、筆者の「別の道筋」を、今の野党に期待しても「ないものねだり」になるような気がしてならない。
 ここは、一番、筆者も含めた「真の有識者」の皆さんに、「別の道筋」を創造してもらうしかないような気がするが?
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by sasakitosio | 2015-11-02 06:39 | 東京新聞を読んで | Trackback