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by sasakitosio

核と人類 世界を動かした死の灰

 10月26日付東京新聞社説に、「核と人類 世界を動かした死の灰」の見出しで、パグウォッシュ会議のことが載った。今日はこの社説を学習することにした。 
まず社説は、「秋の修学旅行シーズン、真っ盛りだ。東京・夢の島にある「第五福竜丸展示館」にも、小中高生たちの姿だ目立つ。
 第五福竜丸は1954年、太平洋で操業中に、米国がビキニ環礁で行った水爆実験で被ばくした。
 大量の放射衛降下物(死の灰)を浴び、乗り組員の一人が帰国後死亡した。展示館には、ガラス瓶に入った「死の灰」=写真=がある。瓶のラベルが茶色く変色しているのとは対照的に、食塩の様な純白の小さな粒だ。サンゴが水爆で破壊され、その熱に焼かれてできた。放射線はもう測定できない程だという。」と切り出した。
 これがきっかけで、原水爆禁止運動が国民的な広がりを持った。
 翌年8月6日、広島で開かれた「第一回原水爆禁止世界大会」には3千万人を超える署名が集まった。展示館にはその署名簿の一部も展示されている。
 影響は海外にも広がった。哲学者バートランド・ラッセルと物理学者アルバート・アインシュタインは「核兵器の廃絶」を訴えたラッセル・アインシュタイン宣言を発表した。宣言を出す理由として、水爆実験で日本の漁船員が被ばくしたことに触れている。宣言には湯川秀樹博士も署名した。
 2年後の57年、カナダの漁村パグウォッシュに、米、旧ソ連、西欧、東欧、中国などの物理学者ら22人が集まり、核兵器の危険性、放射線の危害、科学者の社会的責任について討議した。この後、パグウォッシュ会議のグループ名で毎年、開催されている。
 来月1日から5日まで長崎市で第61回パグウォッシュ会議世界大会が開かれ、40か国から200人近い科学者らが参加する。
 国内での開催は1995年、2005年の二度、広島市で開かれたのに続き3回目だ。被爆地広島での開催は、参加者にとって貴重な経験になったという。」と教えてくれる。
 最後に社説は、「今回は、参加者と長崎の被爆者との対話を予定。福島第一原発事故後初めてプログラムに入った。
 「平和と共存の北東アジアめざして」というセッションでは、将来の非核化を探る。
 会議が開かれるのを機に、人類は核と共存できるのか、皆さんと一緒に考えたい。(井上能行)」として締めくくった。
 読んで、いろいろ思い出したり、新たに知ることがあった。
 第五福竜丸の被ばくの頃は、新潟の田舎町で小学生であった。「死の灰」という言葉、映画のニュースで被ばくした第五福竜丸の映像を見た。雨にぬれると髪の毛が抜けるといううわさが家庭や村に広がっていた、ことを思い出した。
 これがきっかけで1955年原水爆禁止世界大会が広島で開かれたこと。
 また、この影響で「ラッセル・アインシュタイン宣言」が発表されたこと。
 そして、二年後の57年、カナダの漁村パグウォシュに物理学者ら22人が集まり、核兵器の危険性、放射線の被害、科学者の社会的責任について討議し、この後、パグウォッシュ会議のグループ名で毎年開催されていて、11月1日から5日まで長崎市で第61回パグウォッシュ会議世界大会が開かれ、40か国から200人近い科学者らが参加する、とのこと。
 等々を初めて知った。科学者の皆さんには、人類、自分以外の他人に害を与える、毒薬、ばい菌、兵器、爆弾、原水爆等を所持している人が、真っ先に被害を受ける、そういう「装置」を発明して頂けないものか?そうすれば、誰も、どこの国も、安全な暮らしができるかもしれない、と勝手に期待している。
 
 
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by sasakitosio | 2015-11-01 06:58 | 東京新聞を読んで | Trackback