憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

ゲームのルール

 10月30日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、作家・元外務省主任分析官の佐藤優氏だ。 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「国際社会のゲームのルールは国際法で、海の国際法が海洋法だ。中国も加盟している国連海洋法条約第三条は「いずれの国も、この条約の定めるところにより決定される基線から測定して12カイリを超えない範囲でその領海の幅を定める権利を有する」と定めている。ただし、同条約121条に「島とは、自然に形成された陸地であって、水に囲まれ、高潮時においても水面上にあるものをいう」という規定があるので、海に沈んでしまうことにある岩礁を埋め立てても、それは島にならず、そこに基線を定めることはできない。」と教えてくれる。
 つづけて筆者は、「だから、中国が「領海」と主張する南シナ海の人工島周辺12カイリ(約22キロ)の内側を、米国のイージス型駆逐艦が航行したこと自体、国際法に違反するわけではない。領海の無い公海は軍艦をふくめどの国の艦船でも航行することができるからだ。
 米中首脳会談で、中国の習近平国家主席が南シナ海の人工島周辺を領海と強弁したため、オバマ米大統領も海軍の派遣を決定したのであろう。」と指摘した。
 最後に筆者は、「国際法で定められた既存のルールを、一方的に変更しようとする中国を牽制する米国の行動は国際法的には筋が通っている。
 ただし、政治的にこのタイミングでロシア、中東に加え、中国とも対立を先鋭化させる政策をとったことが正しいとは思えない」と指摘して締めくくった。
 読んで勉強になった、
 国連海洋法条約第三条は「いずれの国も、この条約の定めるところにより決定される基線から測定して12カイリを超えない範囲でその領海の幅を定める権利を有する」、
 同条約第121条に「島とは、自然に形成された陸地であって、水に囲まれ、満潮時においても水面上にあるものをいう」という、規定があることを知った。
 また、筆者の「米中首脳会談で、中国の習近平国家主席が南シナ海の人工島周辺を領海と強弁したため、オバマ大統領も海軍の派遣を決定したのであろう」との推測は、本当のところが知りたくなった。
 さらに筆者の「政治的にこのタイミングでロシア、中東に加え、中国とも対立を先鋭化させる政策をとったことは正しいとは思えない」との考え方を前提に、特定秘密法、安保法制、辺野古移設、等々に、安倍政権が強行に次ぐ強行を繰り返している裏に、アメリカのアジア政策に協力しようとする「政権の本音」が透けて見えるような気がして来た。
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/22434379
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2015-10-31 06:40 | 東京新聞を読んで | Trackback