中立ってなにさ
2015年 10月 30日
今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「「学者の会」とSEALDsが共催するシンポジュウムにあたり、立教大学がホールの使用を不許可にしたり、MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店の「自由と民主主義のための必読書50」と題したブックフェアが見直しになったり、最近のこの国じゃ、民主主義について考えようとすると、どこからか圧力がかかるらしい。すごいな。まるで徳川時代みたい。」と切り出した。
つづけて筆者は、「このような場面で必ず出てくるのが「政治的に偏っている」という意見である。選挙権の18歳への引き下げにともない文科省が出した通知案でも、生徒の学校外での政治活動を46年ぶりに認める一方、教員には「個人的な主義主張を述べることは避け、中立な立場」を求めるそうだ。
中立を求められた教員は通知におとなしく従うのだろうか。笑えないパラドックス、お上の意のままに動く「領民の発想」では民主主義なんて永遠に育たないね。」と指摘した。
最後に筆者は、「選挙では誰かを選ばなければいけない以上、政治に中立はありえない。
と同時に、政府や所属組織の意向と異なる行動をとる場合、周囲から制止や圧力がかかるのは当たり前ともいえる。
大学も書店の何をビビっているんだろう。クレームが怖い。
許可がなければ意見も言えない?
圧力と闘った人の記録なら図書館にも書店にもあふれてういる。
大学がんばれ、書店めげるな、先生たちも負けるなだ。」として締めくくった。
「笑えないパラドックス。お上の意のままに動く「領民の発想」では民主主義なんて育たないよね。」、正にその通り。
「「選挙では誰かを選ばなければいけない以上、政治に中立はあり得ない。」、これも当然のはなし。
「クレームが怖い?」、
「許可がなければ意見もいえない?」、気の小さい「少国民」には痛いほどよく分かる。わかっちゃいけないのだが。
だから「大学がんばれ、書店めげるな、学生たちもまけるな」と筆者の尻馬に乗ることにした。