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by sasakitosio

絵文字は是か非か

10月25日付東京新聞社説横に、「太郎の国際通信」という欄がある。筆者は、ジャーナリスト・木村太郎氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「「エモジ」が国際語になっていたとは不覚にも知らなかった。
 いうまでもなく「絵文字」のことだが、最近欧米のマスコミでこの「emoji」をめぐる話題がかまびすしい。
 事の発端は、今月9日米国の全国紙「USAトゥデー」が一面の記事見出しでその内容を表現する絵文字を添えたことだった。
 例えば「仏列車テロ攻撃を防いだ英雄が刺される」には片方の目から涙を流す悲しい顔を。また「ロシアのミサイル、トルコに着弾」という見出しには怒った顔の絵文字という具合だ。
 当時SNSのフェイスブックが「いいね!」のサインに加えて喜怒哀楽を表現する絵文字ボタンを導入すると発表したため、同紙が紙面で試験的に採用してみたのだった。」ときりだした。
 つづけて筆者は、「ツイッターなどで反響を見ると、ニュースの内容が一目で分かるという賛成派から、絵文字は印刷物には不向きだという反対派まで様々だったが、同業者のマスコミはおおむね否定的だった。
「エモジ使用に「よくないね」ボタンを」(英ガーデアン紙)
「エモジは文明を破滅させる」(米ニューヨーク・ポスト紙)
特に後者の論調は、絵文字の使用は人間の思索する能力をそぐことになると手厳しく批判している。
 「かって愚鈍であることは予期せぬ結果だったが、今や愚鈍になることを目的にしてしまった。いかに複雑な事象でも小さな漫画の中に凝縮してしまうなんて・・」
 絵文字が欧米社会に知られるようになったのは、4年前アップル社のアイフォーンがその辞書の中に取り入れたのがきっかけと言われる。主に顔の表情をデザインしたものを中心に50種類余りにすぎなかったのが、またたく間に欧米人の心をつかんだようで、2年後には「エモジ」という言葉がオックスフォード辞書に登録された。
 ちなみに同辞書のオンライン版を見ると「emoji」は名詞で「電子的会話 の際に考えや感情を伝える小さな電子イメージ又は象徴」。語源は日本語の「e(絵)」と「moji(文字)」とある。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「今年5月英国のBBC放送は「英国で最も普及の速い言語エモジ」というニュースを伝えた。
 18歳から25歳の年齢層では、72%が感情を伝えるには文章よりも絵文字を使うほうが容易だという調査結果が出たというのだ。
 好むと好まざるとにかかわらず、絵文字はコミュニケーションの新しい手段と言えるだろう。そうならば「文明の破滅」などと目くじらを立てずにその進化を温かく見守ってほしいと思うのだが、それを伝えるにはさしづめこんな絵文字を送ればよいのだろうか?」と締めくくった。
 読んで勉強になった。 
 この記事から、「エモジ使用に「よくないね」ボタン」(英ガーディアン紙)、
 「エモジは文明を破壊させる」(米ニューヨーク・ポスト紙)、と同業者のマスコミにはおおむね否定的とのことを知った。
 また、「今年5月英国のBBC放送は「英国で最も普及の速い言葉エモジ」というニュースをてたえている」とのこと、
 オックスフォード辞書のオンライン版を見ると「emoji」は名詞で「電子的会話の際に考えや感情を伝える小さな電子エメージ又は象徴」(語源は日本語の「e(絵)」と「moji(文字)」とあるとのこと、等も初めて知った。
 話し言葉に「手話」があるように、言語に「エモジ」があるのは、新しい文化・文明の誕生と喜ぶべき事件のような気がする。
 しかも、その語源が「日本語」だということは、日本人としてはうれしいニュースではないか。モノづくりだけではなく、文化の面でも、日本仕様が世界仕様なったような気分だが?
 
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by sasakitosio | 2015-10-28 06:16 | 東京新聞を読んで | Trackback