憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

茶番劇

 10月23日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、作家・元外務省主任分析官の佐藤優氏だ。今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「14日、防衛省沖縄防衛局が、米海兵隊普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古沖の埋め立て承認を沖縄県が取り消したことに対し、行政不服審査法に基づく不服審査請求と取り消しの効力停止を石井啓一国土交通相に申し立てた。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「<「同じ内閣の一員である国交相に審査請求を行うことは、不当というしかない。行政不服審査法のあしき慣例となる」。
 沖縄県の翁長雄志知事は14日、政府の対応に反発した。
 行政不服審査法は、第一条で目的を「国民の権利利益の救済を図る」と明記。政府や地方自治体など行政機関同士の紛争を対象としていない。しかし、防衛省は「埋め立て承認を得る手続が「私人」の場合と共通していたから、同様に資格がある」と主張する>(東京新聞15日付朝刊)
 防衛省の主張は詭弁だ。行政不服審査法で定められた異議申し立ての趣旨は、国民の不利益を救済することだ。
 沖縄防衛局が国家機関であることは、誰の目にも明白だ。
 国家機関の申し立てを身内の国家機関が判断するのだから、結果はあらかじめわかっている。こんな茶番劇で新基地建設を強要できると考えている中央政府はイカレている。」と指摘した。
 最後に筆者は、「日本の中央政府が、沖縄県の決定を茶番劇で覆そうとするならば、沖縄では、差別が構造化された日本法に対する不服従運動が起きる。」として締めくくった。
 読んで納得。政府の「茶番劇」を、民主主義とか、公平性とかの「尺度」で、次の選挙で有権者になる「青年」に考えてもらたらいいなあと思った。絶好の「現代社会」の教材になること間違いないと思うが。

 
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by sasakitosio | 2015-10-26 06:11 | 東京新聞を読んで | Trackback