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by sasakitosio

新しい国へ

 10月20日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「安倍晋三首相の著書「美しい国へ」の完全版が、「新しい国へ」ということなので書店で見かけて買い求めた。
 ところが、旧著に18ページ分をあらたに付けたしただけ。標題を「美しい」から「新しい」に模様替えしたものの中身は一緒。軍事国家の「日本を、取り戻す」とは、古い日本への回帰ということで、「新しい国」とは言えないでしょう。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「付けたされた新稿には「TPP交渉参加に反対」と明記し、故郷山口の棚田の美しさを例に挙げ、「道義を重んじ、真の豊かさを知る、瑞穂の国には瑞穂の国にふさわしい市場主義の形があります」と特筆している。
 いまは率先してTPPに参加し、国際競争に打ち勝つ強い農業を、と力説している。観光用の棚田の一部は残されるかもしれない。が、どれだけの農家が生き残れるか、数字を挙げて説明してほしい。
 瑞穂の国の農業を、工業製品の代わりに国際競争にさらして、勝てるものではない。
 安倍さん、ご自分で行っていること、やっていることの歴史的意味を理解されているのでしょうか。」と指摘した。
 最後に筆者は、「先日は自衛隊の戦車、こんどは「東京湾に浮かぶ原子炉」である米軍の原子力空母に搭乗。
 それも戦闘攻撃機のコックピットに入って「横須賀港を母港に再び日本の守りについてくれる」と語った。戦争が近いとお考えなのか。」として締めくくった。
 読んで、安倍首相の言動、行動が全く理解できない。
 「安倍首相は、著書で付けたされた新稿には「TPP交渉に反対」とし、「いまは率先してTPPに参加し、国際競争力に打ち勝つ強い農業を、と力説している。」とのこと。
 自分の著述や発言に責任を持つ姿勢が、まったく感じられない人、自衛隊の戦車や、米軍の原子力空母の戦闘機のコックピットにはいってご機嫌な人、そんな人しか総理大臣に持てないのは、現代日本社会の不幸だと思った。年をとった子供を見るような気がした。
 また、ひょっとしたら、筆者の心配の通り、安倍総理は日本が巻き込まれる「戦争」が近いと、お考えなのかもしれない。が、戦争だけは総理以下の為政者が、命を懸けても阻止してほしいと思う。
 
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by sasakitosio | 2015-10-22 06:12 | 東京新聞を読んで | Trackback