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by sasakitosio

バングラ邦人射殺 「IS脅威」安保法で増大

 10月6日付東京新聞24面に、「ニュースの追跡」という欄がある。今日はこの記事を学習することにした。
 先ず記事は、「バングラデッシュで日本人男性が銃撃され、死亡した事件で、過激派組織イスラム国」(IS=IsIamicState)を名乗る団体が犯行声明を出した。米軍と自衛隊の一体化を促す安保関連法案が公布され、ISなどは日本への反発を強めている。声明内容が事実か否かにかかわらず、脅威は現実味を帯びている。(木村留美)
 事件は3日、岩手県が本籍で現地で農業事業に携わる星邦男さんが、同国北部を移動中、複数の男に撃たれ、死亡した。直後にISがネット上に声明を出したが、同様の声明は先月28日首都ダッカで援助団体のイタリア人が殺害された際にも出されていた。
 ISを巡っては安倍晋三首相が2月シリアでの日本人人質事件を受け、「日本人には、これから先に指一本触れさせない」と宣言。 しかし、菅義偉官房長官は5日の会見で、ISの関連を「捜査中」としながら「ISILバングラデシュを称する組織が犯行声明を出していると承知している」と述べた。」と教えてくれる。
 続けて記事は、「 ISに限らず、イスラム武闘派の主張がイスラム圏で一定の共感を生んでいる背景には、米軍や同軍を核とした国際部隊による現地住民への蛮行がある。
 同じ3日、アフガニスタン北部クンドゥズでは、国境なき医師団(MSF)の病院が米軍誤爆と見られる爆撃を受け、職員や患者ら少なくとも22人が死亡した。この爆撃により、病院は閉鎖され、再開のめどは立っていない。
 米軍による誤爆事件は度々あり、2008年7月にはアフガニスタン東部で結婚式の車列を誤爆し、47人が死亡。そのほか、イラク、シリア、イエメンなどでも、無人機も含めた誤爆事件が相次いでいる。
 現代イスラム研究センターの富田律理事長は「米軍はこうして現地人を殺害しても謝罪しない。イスラム社会からみれば、不誠実で傲慢であり、強い反発がある」と指摘する。
 日本では先月、安倍首相が肝いりの安保関連法が公布された。同法によって、日本は米国など「密接な関係にある」他国への武力攻撃によって、日本の存立が脅かされる「存立危機事態」と政府が認定すれば、集団的自衛権に基づく武力行使が可能になった。
 政府が強調したように「日米同盟」を軍事的にも担保する方向へ、大きくかじが切られた。これは当然、反米勢力から日本が敵視されることに直結する。」と指摘した。
 さらに記事は、「実際に、ISは先月、機関誌で日本を米国と連なる敵対勢力の一員として名指しし、マレーシアなどに駐在する日本人外交官らを攻撃するよう呼びかけた。今回のバングラデッシュでの事件も、その延長線上で発生した可能性がある。
 政治評論家の浅川博忠しは「安保関連法によって米国の同盟国とみられるようになった日本人は、今まで以上に狙われやすくなっている」と警告する。
 海外で暮らす子供たちが通う日本人学校も対象になりかねない。文部科学省は1月の人質事件後、ISの影響力のある地域にある日本人学校の警備員増員や防犯カメラの増設などを進め、警戒を強めている。しかし、現実の脅威に対しは「気休め」レベルだ。」と指摘した。
 最後に記事は、「独立総合研究所の青山茂晴氏も「日本人は目立つ存在。非政府組織(NGO)など草の根で活動する民間人は観光客より狙いやすく、標的になりやすい。身近なアジアでも注意する必要がある」と話している。」として締めくくった。
 ISをめぐっては安倍晋三首相が2月、シリアでの日本人人質事件を受け、「日本人には、これから先指一本触れさせない」と宣言。その準備がすすみ、万全の体制ができているとの報道はない。
 むしろ、「安保関連法によって米国の同盟国とみられるようになった日本人は、今まで以上に狙われやすくなった」と政治評論家の浅川弘忠氏はいう。
 また、「文部科学省は、ISの影響力がある地域にある日本人学校の警備員の増強や防犯カメラの増設などを進め、警戒を強めている。」とのこと。
 そして、「日本人は目立つ存在。非政府組織(NGO)など草の根で活動する民間人は観光客より狙いやすく、標的に」なりやすい。」と独立総合研究所の青山繁樹氏は話している。
 安保法制の強行採決が、IS等武装勢力に「日本人」を殺害したり、お金目当ての誘拐をしたり、等々の口実の一つをつくっているような気がしてならない。日本人への攻撃が「憎しみの連鎖」の始まりにならないことを祈るしかないが?
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by sasakitosio | 2015-10-14 05:52 | 東京新聞を読んで | Trackback