憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

価値観の共有

 10月4日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「このところ首相や官房長官の人間観が問われる発現が相次いでいる。
 安倍晋三首相は、国連での演説後の記者会見で、シリア難民を日本に受け入れるかどうかを問われ、国内の人口減少対策が先だと述べた。首相は難民と移民の区別がついていない。これは一国の指導者として極めて恥ずかしい無知である。
 自由や人権という価値観を欧米と共有することを売り物にしているはずの首相である。窮鳥懐に入れば、漁師もこれを殺さずという日本のことわざを実践して、応分の難民を引き受けると言えば、世界のリーダーとして高い評価を得ていたであろうに。」と指摘した。
 さらに筆者は、「菅義偉官房長官は、人気俳優の結婚に関して、女性が子供を産んで国に貢献してほしいと述べた。
 この発言の根底には、すべての人間は国のために働く道具という発想がある。安倍首相が言い出した一億総活躍というスローガンも、人間を国力増進の道具としてしか見ない発想から出ている。」と指摘した。
 最後に筆者は「西欧に起源を持つ自由や民主主義の原理の根底には、個人の尊厳があらゆる価値価値の源泉であり、個人が自分たちの利益のために国家を構成するという発想が存在する。その点をわきまえない政治家が自由や民主主義を口先で唱えても空虚である。原発事故対策も、労働法制も、個人の尊厳という価値から再考すべきである。」と締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「西欧に起源をもつ自由や民主主義の原理の根底には、個人の尊厳があらゆる価値の源泉であり、個人が自分たちのために国家を構成するというは発想が存在する」との筆者の指摘、「原発事故対策も、労働法制も、個人の尊厳という価値から再考すべきである」との指摘は、よく理解出来た。
 そこをしっかり踏まえて、自己の内外を見直して観なければと思った。
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by sasakitosio | 2015-10-08 06:55 | 東京新聞を読んで | Trackback