憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

戦争とは思想の強要

 9月28日付東京新聞朝刊1面に、「「戦える国」に変質 言わねばならないこと」という欄がある。
 発言者は、漫画家・新田たつお氏だ。
 今日は、この発言者に学ぶことにした。
 先ず発言者は、「憲法9条が廃止され、普通の人々が戦場に送り込まれるようになった近未来の日本を舞台としたギャク漫画「隊務スリップ」を連載している。徴兵制なんてありえないと冗談のつもりで始めたが、安倍政権の動きを見ていると、現実が漫画に近づいてきている。
 作品のきっかけは、自民党が政権に復帰する前、当時の安倍晋三総裁が「自衛隊を国防軍にする」と発言したこと。軍事力を強めてアメリカと一緒に行動することで、日本がいつか来た道を行っているのではないかと危惧した。
 「隊務スリップ」でも軍人の力が強くなり、シビリアンコントロール(文民統制)が効かなくなる恐ろしさを描いている。」と教えてくれる・
 つづけて発言者は、「安全保障関連法の国会審議を聞いていても、法律の必要性がちっとも分らなかった。この法律で抑止力が高まるとか、国民の平和な暮らしが守られるとか、政府は抽象的なことしか言わない。
 自衛隊を海外に出せば、日本を守るための戦力は間違いなく減る。安倍首相の答弁も終始、確信をはぐらかしているという印象だった。
 強行採決で法律を成立させたが、首相も支持率の低下は気にしている。国民は言うべきことを言わないとダメだ。声を上げないと、したい放題にやられてしまう。僕はデモにはいかないけど、漫画を描くだけでも意味はあるかなと思う。」と指摘した。
 最後に発言者は、「安保法に反対する民意がこれだけ立ち上がり、反対の声を上げていることに希望を感じる。
 心配なのはこれから後の世代。政府は今後、教育にも口を出してくると思う。戦争とは一つの思想や考えを押し付けることであり、対極にあるの平和だ。自由に発言できる多様性のある社会を守って行かなくてはならない。」として締めくくった。
読んで、為になった。
 「僕はデモにいかないけど、漫画を描くだけでも意味はあるかなと思う」との発言。それで十分と思った、がデモに行ってみると、発言者の鋭い感覚でとらえたデモの現実は、漫画にどのように描かれるのか、見てみたい気もした。
 また、「戦争とは一つの思想や考えを押し付けることであり・・・」の発言は、新鮮に受け止められた。
 なんたって、戦争は、国民をして「命と人権を」国家(為政者)のために提供することに「意義や喜び」を覚えるように、思想改良をしなければ、遂行できない大仕事だから。
 また、権力による、大掛かりな振り込め詐欺が、戦争のような気がしてならない。
 
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/22245351
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2015-09-30 05:55 | 東京新聞を読んで | Trackback