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by sasakitosio

みじめな日ロ外相会談

 9月25日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、作家・元外務省主任分析官の佐藤優氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「21日、モスクワで行われた岸田文雄外相とロシアのラブロフ外相の会談結果は実にみじめだ。
 <ラブロフ氏は会談後の共同記者会見で「北方領土問題については協議しなかった。北方領土は対話の議題ではない」と述べ、平和条約締結を目指す日ロ交渉で、北方4島の帰属問題の協議を事実上、拒否する方針を強調した。ラブロフ氏は「日本が第二次大戦後の歴史の現実と国連憲章を受け入れることが前進のために不可欠だ」と述べ、4島が大戦後にロシア領になったとの強硬姿勢をあらためて打ち出した。> (23日本紙)」と指摘した。
 つづけて筆者は、「ラブロフ外相は、第二次世界大戦の敗戦国である日本がソ連による北方4島(歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島)の併合を認め、平和条約を締結しろと主張している。1970年代末から80年代初頭、ブレジネフ政権のソ連と同じ主張をしている。首相官邸や外務省の一部に、プーチン大統領の政治的決断で北方領土交渉が進むという、希望的観測を持っているようだが、それは幻想だ。)と指摘した。
 最後に筆者は、「6月に安倍晋三首相がウクライナを訪問し、2千億円を超える支援を行い、ロシアとの外交を「対話と圧力」、すなわち対北朝鮮外交と同じスタンスで進めるとこ公言したことにより、プーチン大統領は安倍政権と本気で北方領土交渉に取り組む意思をなくしたと筆者は見ている。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 安倍総理が「ロシアとの外交を「対話と圧力」すなわち対北朝鮮外交と同じスタンスで進めると公言した」ことは、大国ロシアの独裁的な権力者プーチン氏の自尊心を傷つけたのではないか。筆者の見方「プーチン大統領は安倍政権と本気で北方領土交渉に取り組む意思をなくした」は、真実のような気がした。
 また、日米安保条約がある限り、米軍基地の日本からの撤退がない限り、北方領土交渉は難しいのではないか。
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by sasakitosio | 2015-09-28 06:23 | 東京新聞を読んで | Trackback