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憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

諦めるのはまだ早い

 9月15日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「地獄の釜のふたがあくのは正月とお盆の16日と決まっているが、暦と関係なく、安倍内閣が地獄の釜をひっくり返して百鬼夜行。善男男女を右往左往させている。
 原発の再稼働、辺野古の埋め立て再稼働、そして戦争の再稼働。この世の最悪がうごめいているのは、無知からきた自爆行為のせいだ。自民党総裁選でも対立候補ゼロの全員一致。党内にはアリの一穴を恐れる恐怖政治。絶対的権力は絶対的に崩壊する。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「昨夜も今日も明日も、国会前には人波が押し寄せる。正門と向かい合ってマイクを握るとき、いつも55年前、60年6月を思い起こす。安倍さんの祖父に対して「岸を倒せ」と20代のわたしたちは叫んでいた。
 岸首相も採決を強行して、民主主義を破壊したと批判された。その孫もやはり強行採決して「安倍はやめろ」と叫ばれ、民主主義の敵となった。しかし、わたしたちは、岸的、安倍的な政治を根絶できなかった。この55年間を空費してきた、との悔恨がある。」と指摘した。
 最後に筆者は、「戦場に出た自衛隊員が血まみれにしたり、血まみれになったりする愚を犯す時間が迫っている。
 また起きる原発事故に逃げ惑うひとびとが出る不安が強い。辺野古の海にもうジュゴンは戻らないかもしれない。
 愚かな政治を許した罪は大きい。いかまらでも間に合う。諦めるのはまだ早い。」として締めくくった。
 そうだ!!諦めるのはまだ早い。政府与党は今週にも採決する姿勢だが、廃案になるまで運動つづけるだけである。
by sasakitosio | 2015-09-16 06:30 | 東京新聞を読んで | Trackback