憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

抜け道探しの政治

 9月13日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「立派な権力者は、権力を使うことで人間の命運を左右することに対して畏れや緊張感を持つ。安保法制が実施されたら、自衛隊は戦いをしている同盟国の後方支援をすることになる。自衛隊員のリスクは増えないなどと言う政府の答弁が虚偽であることは明らかである。誠実な権力者なら、自衛隊に対して、危険は増えるが、国のためなので新しい任務を引き受けてほしいと懇願するところだ。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「国会会期が少なくなり、政府・与党はいわゆる60日ルールを使って衆院での再可決も視野に入れているとのこと。
 憲法59条は「法律案は、この憲法に特別の定めのある場合を除いては、両議院で可決したとき法律となる」と規定している。60日ルールはあくまで例外なのだ。
 自衛隊員の命を左右するような法案を、参院での議論を打ち切って例外規定を使って成立させようと考える感覚は、自衛隊員、そして、国民に対して失礼この上ない。」と指摘した。
 最後に筆者は、「民主主義とは代表者が議会で物事を決める仕組みだから、デモは無意味だと説教したかるどうしようもない年寄りがいる。姑息で傲慢な代表者に白紙委任を与えるのが民主主義なのか。代表者が正道を外れ、国民に説明する誠実さを持たない場合、議会の外でおかしいぞと声を上げるのは当然である。それも民主主義の構成要素である。」と締めくくった。
 読んで、素直に理解出来た。
 特に、「誠実な権力者なら、自衛隊に対して、危険は増えるが、国のためなので新しい任務を引き受けてほしいと懇願するところ」のくだりは、その通りだと思った。
 たまたま昨夜、NHKの10時からの党首討論をみた。「自民党の副総裁が、大多数の指示を受けている、過去二回の選挙公約に掲げて国民の審判を受けた、安保法制法案を通して批判があれば次の選挙で下野すればいい、」との趣旨の発言をしていた。これに対し、「共産党の代表が解散をして、先に国民の信を問うべき」との趣旨の発言をしたところで、テレビを切った。眠くて。
 自民党のこれって、振り込め詐欺の一種ではないか、振り込ませたのは「清き一票」。
 これはまたクーリングオフの対象ではないか、デモは「一票」を返せのリコールと同じではないかと思った。
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by sasakitosio | 2015-09-14 06:22 | 東京新聞を読んで | Trackback