憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

心に響くコンテンツ

 9月8日付東京新聞9面に、「メディア観望」という欄がある。筆者は、東京メディア事業部長・北島弘和氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「新聞の発行部数が減っている。日本新聞協会によると、全国の日刊紙の総計は1996年に7270万部だが、昨年5671万部に落ち込んだ(朝夕刊をそれぞれ1部と計算し朝刊夕刊単独紙を加えた部数)。
1世帯当たりの部数も2008年には「一部」を切り、昨年は0.83部。新聞を取っていない家庭が増加中だ。
 また、ここ5年間を見ると648万部減。20代前後の若年層の無読が目立つ。
 では若者の新聞離れの要因は何か。ひとつにスマートフォンの普及が挙げられる。趣味の多様化に伴ってさまざまなスマホ用アプリが出回り、新聞を読む時間が少なくなった。満員電車内でゲーム、ツイッター、ネットショッピングにいそしむ光景がこれだ。」と指摘した。
 つづけて筆者は、「だが、若者はニュースを全く読まなくなったわけではない。ネットメディアの急速な台頭で、手軽にニュースを読んでいる。
 「確かに、ヤフーを見れば、その時の出来事はすぐわかる」と思った人はもう古い。今や、スマートニュース、グノシーといったキュレーション(まとめ)サイトや、ソーシャルメディアのLINEやツイッターで、サクッと読む。アップルやフェイスブックも、本格参入しようとしている。」と教えてくれる。
 さらに筆者は、「そんな折、7月に日本経済新聞社が英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)買収を発表した。FTは欧州の中でもデジタル戦略が成功している新聞社で、購読者数72万人のうち電子版が7割の504000人を占める。岡田直敏日経社長は「ひとつの狙いはデジタル戦略。FTの強い部分を学びたい」という。日経は、早くからデジタルに力を入れ、電子版有料読者は43万人に上る。FT買収が日本のニュースメディアに風穴をあけるか、注目される。
 ニュースは「ネットで無料で読める」と思われがちだが、欧米ではネットの有料購読が広がってきた。米紙ニューヨーク・タイムズしは11年、電子版を再有料化し、購読者が100万人を超えた。
 日本にも有料化の兆しはある。毎日新聞社が6月に電子新聞とデジタル独自記事など合わせた「デジタル毎日」を、四国新聞社も9月から「ビジネス・ライブ」を提供。
本紙もすでに昨年8月「東京新聞電子版」を始め、日本全国と海外に購読者がいる。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「若者をどれだけ引き付けるか。大きな課題だが、新聞社の本来の使命は「良質」な記事を一人でも「多く」の人に届けること。新聞であれ、ネットであれ、「ずしりと心に響くコンテンツ」を地道に届けることこそ、一番の方策に違いない。」として、締めくくった。
 読んで、全国の日刊紙の部数が、ここ5年間で648万部減ったとのこと。新聞を取っている人が高齢者になったり亡くなって、部数減はあると思うが、そのスピードと数には驚いた。自分的には、50年近く朝日新聞朝刊を購読し、数十年にわたり日経を併読してきた。2011年の福島原発以降の朝日・日経の記事に飽き足らず、日経を東京新聞に替えて今日に至っている。
 そして、筆者の「新聞社の本来の使命は「良質」な記事を一人でも「多く」の人にとどけること。」の指摘は、その通りだ。60過ぎてから、世の中に自分の知らないことの多いのに驚き、70過ぎてから東京新聞と朝日新聞の記事で、自分が感動した「記事」を選び、それを読み・考え、ワードで筆写し、記憶のためにブログにオンしている。
 社説や署名記事を再読してみると、記者、学者、論説委員、編集員の皆さんの知的凄さが少しずつ分かるような気がしている。
 また、浜矩子氏の「校正恐るべし」との記事を読んだときは、新聞情報の正確さ真実さを守るための組織と人が、新聞社に存在していることに感動したものだ。
 
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by sasakitosio | 2015-09-09 15:25 | 東京新聞を読んで | Trackback