憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

情報操作とミクロ権力

 9月3日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「内部告発を発端として不正会計が明るみに出た東芝は、さらなる内部告発で決算発表の再延期を余儀なくされた。
 達成不可能な目標を上司が迫るパワハラの実態も明らかにされている。脅迫と強要の連鎖で積み上げられたうその数字で、辞任した三人の歴代東芝首脳は何を隠そうとしたのか。」と切り出した。
 つづけて筆者は、アマゾン(世界最大の通販会社)の過酷な職場については、この数年、欧米で多くの記事や潜入ルポだ出ている。先頃、米国の一流紙の報道で、あらためて日本のブラック企業にも比すべき驚くべき職場統治が議論を呼んでいる。
 非正規が大半を占める物流センターの配送係は電子機器の指示通りに品物を集めるが、同時にその一挙手一投足がリアルタイムで管理部門に把握され、効率基準に達しないものは容赦なくクビにされる。文字通りの使い捨てだ。
 管理規格部門でも長時間労働と持ち帰り残業が常態化し、個人間、チーム間の生存競争が繰り広げられる。深夜や休暇中でも、メールの即時返信は至上命令だ。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「アマゾンは、顧客のビックデータを活用して一人ひとりの欲望を先回りして提示・誘導し、一刻も早く配達することに血道を上げる。だが、「消費者は王様」のイデオロギーは、職場では常時監視と懲罰のミクロ権力に姿を変える。
 これが現代の超優良企業なのか。」と締めくくった。
 アマゾンの労働者管理のすさまじさが、よく分かった。これでは競合他社はかなわないと思った。消費者の側からは、ひどい労働条件で同じ人間が働かされているとは想像できないからだ。アマゾンの現状は、人道上からも、競争条件の公平(労働条件の平等)からも、世界的に許されることではないと思った。
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by sasakitosio | 2015-09-04 06:36 | 東京新聞を読んで | Trackback