憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

広場と民主主義

 9月1日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は「「東京に空がない」といったのは高村智恵子だが、それに倣って、「東京には広場がない」といいたい。
 都心にある明治公園は、問題の「新国立競技場」建設で使えない。日比谷公園の野外音楽堂は4千人ほど。数万人が入れるのは代々木公園だが、たいかいイベントでふさがっていて、集会に借りられるのは年に回しかない。
 30日の安保反対集会は、警察関係者によると3万人程度だという。最近は、意識的に過小な数字をマスコミは使わなかったが、一部では平然と使い出した。当局発表に新聞はあまり責任を負わない。それが客観報道(冤罪被害をみよ)の悪しき伝統か。」と切り出した。
 つづけて、「広場が無くて一カ所に集まれない。30日は過剰規制が人波で決壊して、議事堂正門前大通りの大群が可視化できた。
 それ以外にも国会の周りの歩道はもちろん、最高裁から国土交通省、外務省、財務省の霞が関一帯、日比谷公園前まで人であふれた。けいさつがウソを言ってはいけない。
 広場がないのは、政府に抗議する人たちを分散して隠す、
 一種の陰謀といえる。大きな広場があれば、おのずからひとは集まりやすくなる。」と指摘した。
 最後に筆者は、「1952年ごろまで、皇居前広場は開かれた場所だった。それが禁止にされて今に至る。公安条例で、集会、デモは厳しく制限されている。それで民主主義国家といえるのか。」と締めくくった。
 当日、30日午後1時頃から2時半ころまで、国会正門前近くににいて、街路樹近くに設置された二個のスピーカーから集会の様子を聞いていた。警官は国会周辺に少しいただけの印象だった。
 人の流れは歩道を洪水のように埋めていた。数えるとすれば、人工衛星をつかうしかないが、静かで熱気あふれる人の集まりは、参加した全ての人に、「日本の民主主義の行くへに」勇気と希望を感じさせるものであったと思う。そして、翌日の東京新聞、朝日新聞の一面を見た人々は、民意のうねりを感じたのではないか。
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by sasakitosio | 2015-09-03 07:00 | 東京新聞を読んで | Trackback