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by sasakitosio

「日本は米国の属国なのか」

 8月26日付東京新聞26面に、「「日本は米国の属国なのか」の大見出しで、空襲指揮の米軍人叙勲を疑問視した、袖井林次郎・法大名誉教授の事が載った。記者は飯田孝幸氏だ。
 今日は、この記事に学ぶことにした。
 まず記事は、「半世紀前、東京大空襲を指揮した米軍人に勲一等が与えられた。
 戦後の日米関係に詳しい法政大学名誉教授の袖井林二郎氏(83)は、この叙勲の意味を問い続けている。
 「米国にこびへつらう政府。日本は米国の属国なのか」。
戦後70年の節目に、その思いはますます強まる。日米安保体制を強化する安全保障関連法案の審議がすすむなか、「あの勲章とつながっている」と憤る。
 勲一等を授与されたのはカーチス・ルメイ元空軍大将(故人)。戦略爆撃の専門家で、東京大空襲だけでなく、日本全土への空襲を指揮し、広島・長崎への原爆投下命令を実行した責任者でもある。ルメイ氏は1964年12月、航空自衛隊の育成に貢献したとして、勲一等旭日大綬章を授与された。」と切り出した。
 つづけて記事は、「90年代後半、ルメイ氏に勲章とともに授与された証書(勲記)を見てみたいと考えた袖井氏は、旧知の米国立スミソニアン航空博物館の元職員に相談。
 遺族から寄贈された勲記が博物館の倉庫に保管されていた。袖井氏は一人でも多くの日本人が、この勲章について知るべきだと思い、手に入れた勲記の写しを、各地の戦争関係の資料館などに送った。
 「勲章授与は空襲被害者への冒涜。日本政府はそういうことに思いをいたすこともなかった」と批判する。」と教えてくれる。
 最後に記事は、「当時、叙勲の是非について国民の間ではほとんど議論に成らなかった。「そんなことでいいのか。今からでも議論すべきだ」と考える。
 袖井氏は勲章も安保法案も、「属国であることの表われだ」と思う。30日、国会周辺で法案に反対する人々が今夏最大のデモをする。最近、大病を患った袖井氏だが、「つえをついてでも参加する」と話す。
 読んで勉強になった。
 ルイ氏が勲一等旭日大綬章を授与された1964年は東京オリンピックの年、まだ学生であった。
 為もあるが、ルイ氏の叙勲の事実を、初めて知った。
 小学校の頃から、日本は独立国だと思ってきた。
 今日まで、アメリカのポチなどど、政府を揶揄する言葉を聞くたびに、ひょっとしたら、情けないことながら「日本はアメリカの属国」かもしれないと、思ってきたが。
 袖井氏の「勲章もも安保法案も、「属国であることの表われだ」と思うとの指摘は、平和主義的愛国者としては悔しいが「それが日米関係の現実」かもしれない。戦争好きな愛国者の皆さんは、この現実をどのようにお考えだろうか?
 30日の国会周辺のデモに、袖井先生が大病のあとでも、出られとのこと。すごいなあ、と思った。
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by sasakitosio | 2015-08-26 15:50 | 東京新聞を読んで | Trackback