憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

民意の力

 8月23日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「民主政治とは、国会の多数派が物事を決める仕組みだと思い込んでいる人々は、普通の市民が集会やデモをして声を出すことに冷笑的だ。そんなことをして何の意味があるのかとせせら笑う人もいるだろう。しかし、そんな民主主義の理解は決定的にまちがっている。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「安倍政権は国家会期を三カ月以上も延長したのにもかかわらず、安保法制以外の重要法案の成立を断念せざるを得なくなった。
 アベノミクスの新機軸とされた労働基準法改正や女性活躍に関する法案も成立のめどは立っていない。また、戦後70年談話についても、日本は偉かったと叫びたいという当初の意図はくじかれ、反省のポーズは示さざるを得なかった。
 国会で与党が安定多数を持っているにもかかわらず、なぜ安倍首相は妥協や後退を余儀なくされるのか。それはひとえに民意の力の表われである。」と指摘した。
 さらに筆者は、「若者や女性が街頭にでて安保法制反対を訴え、それが多くの国民の共感を呼び、安保法制反対、安倍政権不支持は今や多数意見となった。世の中を客観的に見ることの苦手な安倍首相にさえ、今まで通りボクちゃんのしたいことを全部するわけにはいかないと感じさせたところに、民意の力が働いた。」と指摘した。
 最後に筆者は、「会期末まであと一か月、もっと民意を盛り上げよう。この国の主人公はだれか、ボクちゃんに思い知らせてやろう。」と締めくくった。
 確かに、筆者の「民意の力」を信じさせる現象が出てきた。
 「安保法案反対、安倍政権不支持が今や多数意見」となったことは事実だ。まだ、永田町で役人の手の平で踊らされている「政権・与党議員」には、いまいち目に入らず、聞こえず、発言せず、のようだが?
 24日付東京新聞朝刊26面に「連合が国会前で安倍晋三首相に退陣を求める大規模な抗議集会」を開いた」との記事を見た。学者・文化人、若者たちの声があって、その「民意の力」が労働組合を動かしたに違いない。
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by sasakitosio | 2015-08-24 07:22 | 東京新聞を読んで | Trackback